百聞は一見にしかず
月組大劇場公演「消え残る思い」を観て参りました。
お芝居の評判は賛否両論でしたが、
ショーはどなたの感想を見ても、最高だった、素晴らしかった、温かかった、多幸感に満ちていた、など絶賛の嵐。
素晴らしい作品なんだろうな、と相当ハードルを上げて観にいきましたが、
百聞は一見にしかず、どんなに高く想像しても、
その100倍くらい素晴らしかったです。
月組ということで、しっとり系を想像していたのですが、
幕開きから、金、金、金、ゴールド、ゴールドの嵐、豪華絢爛、華やか過ぎる、目が全く足りない。
カッコいいイケメンが渋滞し過ぎていて、あっちもこっちも観たいけれど、
全く目が足りない。
噂では聞いていましたが、「アバンギャルド」がカッコ良すぎる。
彩海せらさんの成長著しく、大人の魅力満載。
鳳月杏さん中心に、本当にカッコ良すぎました。
全国ツアーではこれを水美舞斗さんがなさるのでしょうか……
もう楽しみ過ぎます。
仮面祭りや、スペインのハット祭り、最高でした。
礼華はるさんの銀橋での歌が素晴らしすぎてもうメロメロです。
月城かなとさんの和物は流石です。
う、う、美しい。
雪の中でたくさんの出合いがあり、美しい月へと上っていくような設定で、
最後に、ウエディングドレスのベールのような長い長い月の模様のケープの付いた衣装で、階段を上っていくところは、
まるで月城さんが神にでもなったようでした。
プロローグの最初に月城さんが出てきたところから、もう涙、涙になってしまいましたが、
歌い継ぎで鳳月杏さんに「後は任せた」と振るところ、
そして鳳月さんが「引き受けた」と返すところ、
もう泣けて泣けて……
でもそれはまだ序の口、
フィナーレでは、まず退団者の5名が美しく銀橋を歌って渡り、
それを温かく見守る鳳月さん、
そして銀橋を渡り終えると、
組子皆とハイタッチやハグをして、別れのムードが最高潮に達したときに、
奈落から海乃美月さんが、
大階段からは月城かなとさんが現れ、
デュエットダンスへ……
そのデュエットダンスがまたお二人の集大成のように、
優雅で柔らかく美しく、時に激しく、本当にうっとりするほど素晴らしかったです。
ショーだけでこんなに語ってしまいましたが、
本当に本当にそれだけ感動したということです。
退団者に手厚く、温かく、最初から最後まで愛情溢れる素晴らしいショーで、
もうマスクの中は、涙でぐちゃぐちゃになりました。
宝塚110周年のお祝いも見事でしたし、
中村一徳先生、本当に本当にありがとうございました。
長くなってしまいましたので、お芝居の感想はまた改めてに致します。
本当に素晴らしかったです。
感動、感動……
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