宝塚改革の取組について、宙組再開との関係は?
宝塚歌劇の改革の取組についての進捗状況が発表されましたね。
17日にいよいよ宙組公演のチケット抽選が始まりますので、
宙組公演再開に向けて、ちゃんと改革に向かって進めていますよ、というお知らせのように感じました。
年間の公演回数を減らしたことや、
(もう実施されています)
大劇場の新人公演の実施日を遅らせることや、
新人公演お稽古を本公演初日が始まって次の休演日の翌日からにすることなどが発表されました。
(次の雪組公演から実行するそうです)
詳しくはニュースに載っていますので、そちらをご覧になってください。
その中で私が最も気になったのは、
ITツールの導入、というところです。
今や世間では、あらゆるITを使って物事の効率化を計っています。
芸術の分野では、どんなに効率化が進んでも決して効率化出来ないところがあるのですが、
宝塚はあまりにも効率化とは無縁のところで頑張りすぎていたように思います。
それが生徒さんたちにとっても、いや、演出家さんたちや、舞台のスタッフさんたちにとってもどれだけ負担になっていたか、は容易に想像できます。
連絡事項や、情報伝達など、上級生から一年ずつ下級生へ伝える、なんて非合理的なことは今すぐにやめて、
ITで出来ることは、どんどん使って頂いて、
是非是非この文明の利器を思う存分活用して頂きたいと思います。
事務的な仕事がないだけでも、生徒さんたち、スタッフさんたちはさらに舞台の仕事に専念出来ると思いますし、
これをやらなくてはいけない、というような頭を煩わすことも減るのではないかと思います。
2024年中には実施予定、と書いてありましたので、
是非一日も早く実践して頂きたいと思います。
もうすでに遅ればせながらでしょうけれど、
宝塚も、人間が携わらなくても良い事務的なことは機械に頼って、どんどん効率化して、
生徒さんの負担を減らしてあげて欲しいです。
期待しています。
それともうひとつ、人材育成の強化として、ハラスメント研修、リスペクト研修、コーチング研修を行う、とありまして、これはすでに2023年12月から実施中、と書いてありますが、
その結果は出ているのでしょうか?
実施しているのなら、宙組の皆さんも、
今まで自分達がしてきたことが、今の時代ではいかにハラスメントであったか、ということをご自分たちでもわかっている、ということですよね?
きちんとそういうことを十分理解しての「宙組公演再開」というのなら、
私は喜んで同意致します。
宝塚の改革を、これからもしっかりと見届けたいと思っております。
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