泣ける
花組「アルカンシェル」の東京大千秋楽まで、あと一週間となりました。
柚香光さん、星風まどかさんのトップコンビは元より、
舞月なぎささん、帆純まひろさん、愛蘭みこさん、美里玲菜さんがこの公演で退団されます。
本当に本当に淋しいです。
今日はその中でも帆純まひろさんのラスト「カフェブレイク」が放送されました。
お顔を見ただけでも胸が一杯になってしまうのに、オープン、と言う時、
「ラストカフェブレイク、オープン」と花組ポーズにウインクまでしてくださり、
もう涙腺崩壊でした。
「アルカンシェル」の中で、帆純さんが銃で撃たれて柚香さんが手当てをするところ、
その台詞にいつも胸が熱くなるところですが、
あの台詞は最初から台本にあったものではなく、
お稽古場で立ち稽古をしたあとに小池先生が急遽、
「二人、おいで」と言って、
先生が口頭で話してくださったことを私たちが台本に書き込んだ、というのが、あの台詞が生まれた瞬間だったそうです。
帆純「すまない」
柚香「何言ってるんだ、ずっと同じ舞台を踏んできた仲間じゃないか」
帆純「ありがとう」
この感動的な名場面が生まれた瞬間だったのですね。
本当にビックリです。
帆純さんは、大劇場の初台詞も、小池先生の「エリザベート」だったそうで、
始め、違う方が言うことになっていた「エーアン、エリザベート」を
「あなた、言ってみなさい」と言われて、全力で、
「エーアン、エリザベート」と言ったら、そのまま自分の台詞になったそうです。
「初台詞から、退団する公演の最後まで、
何が起こるかわからないな、稽古場って面白いな、と思って始まり、思って終わるという……」
と、とても感慨深そうに語っていらっしゃいました。
爽やかでイケメンで、純粋でカッコいい帆純さんがあと一週間でタカラジェンヌではなくなってしまうなんて、
本当に信じられませんが、
きっと素晴らしい未来が待っていると信じています。
あと一週間、大切に大切に見届けたいと思っております。
もしよろしければぽちっと
どうぞよろしくお願いいたします
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