「ベルばら」イヤーになんてことを……
今年はベルばら50周年ということでお祝いムード一杯で、OGたちの公演もありますし、宝塚でも雪組でトップ彩風咲奈さんの退団公演を上演することになっていますよね。
そんなおめでたい年に、初代フェルゼン大滝子容疑者はなんてことをしてくれちゃったのか……
月組で初めて「ベルサイユのばら」が上演された時、始めは、素晴らしい漫画の世界を宝塚なんかで再現出来るはずがない、と批判的でしたが、
日が経つにつれて、話題が話題を呼び、公演が終わる頃には、天地がひっくり返るほどの盛り上がりになっていました。
何より、劇画からそのまま出てきたようなオスカル榛名由梨さんが美しくて美しくて、たちまち大人気となりました。
そして初風諄さんのマリーアントワネットが素晴らしくて素晴らしくて、
一幕の最後の
「私はフランスの女王なのですから」
で締めるところが、初風諄さん以上の方を見たことがない、と思うくらい素晴らしかったです。
大ちゃん(大滝子さんの愛称)もフェルゼンを頑張っていましたが、クセの強いとても個性的な方だったので好き嫌いは分かれていました。
それでも実力はあったので、トップとしてきちんとフェルゼンになりきっていて、このベルばらブームの火付け役になってくれたことは確かです。
馬で駆けつけるところもありましたし、アントワネットの牢獄のシーンもあったと記憶しています。
だから多分アントワネットとフェルゼン編だったと思います。
その後、榛名さんのオスカル人気が爆発して、
オスカルアンドレ編が書かれて、ベルばら四天王と呼ばれる空前のベルばら人気ブームがやってきたのです。
そして50年も続くことになりました。
だから大ちゃんはその始めを作ってくれた貴重な方々のお一人なのですから、
いつまでも清く正しく美しく生きていて欲しかったです。
ご自分ではそのつもりはなかったとおっしゃっているようですが、
やはり罪になるようなことはして欲しくなかったです。
どうぞきちんと反省して、罪を償ってまたやり直して頂きたいです。
私の青春時代がそうだったように、
「ベルサイユのばら」は、その時代その時代でそれぞれの方々の心に深く深く刻み込まれて、
そしてこれからも事ある毎にずっとずっと大切に上演され続けられていくであろう宝塚の宝物だと思っております。
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