花組「ドン・ジュアン」初日カテコの様子
花組「ドン・ジュアン」初日のカテコの様子をお話したいと思います。
まず本編の最後のお辞儀の時。
下級生から順番に、綺城ひか理さん、星空美咲さんと続き、最後に永久輝せあさんが現れた時、
他の方々は笑顔満載で色々なポーズをとってお辞儀をしていく中、
永久輝さんは、出てきた時から感無量、という感じで口をギュッと結んで少し涙顔になっていて、
客席を大きく見回して本当に心から感動しているのが伝わってきました。
憧れて憧れて、絶対にやりたかった「ドン・ジュアン」をやることが出来た、という達成感、満足感が満ち溢れていました。
でも、紫門ゆりやさんの紹介でご挨拶をする頃にはもう明るくはっちゃけていて、
客席からも「オーレ!」というフラメンコの掛け声があったこともあり、永久輝さんも、挨拶の度に最初に大きな声で「オーレ!」と言っていました。
急に大声を出したので隣の美咲ちゃんがビックリして胸に手を当てるほどでした。
4回のカテコは始終明るくはっちゃけていて、こんな永久輝さんを見るのも久しぶりだなあ、と感じました。
余程嬉しかったのでしょうね。
「ドン・ジュアンには魔物がついている。いつの間にか引きずり込まれて気がついたら沼の中、どっぷりとその中に没入している。いくら抗っても惹きつけられる。魂を震わせて千秋楽まで公演します」
「私達の生き様をしっかりと見届けてください」
「生田先生にも、今日は忘れられない日にしようね、と言われたけれど、本当に忘れられない素晴らしい1日になりました」
「フラメンコのリズムは独特でそれだけで身体がウキウキ動いてしまう。あと21回、皆で駆け抜けます」
(はっきりと憶えていないので全てニュアンスです)
専科の英真さんと美穂さんも紹介して感謝を言っていました。
本当に心から嬉しさが伝わってくる素敵なご挨拶でした。
暑い日が続きますので、お身体には十分気を付けて、千秋楽まで、皆さんでどうぞ元気に駆け抜けられますようにお祈り致しております。
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