花組、雪組がスカスカと言うけれど……
先日、無事に雪組「ベルサイユのばら」の新人公演が公演出来た様で、
感想を見ると大絶賛の嵐、何とも嬉しい限りです。
大劇場の新人公演は久しぶりですね。
新人公演が東西で出来ることは、何より下級生たちにとって学びの場になり、
終わったあとの成長が著しいことと思います。
今回とにかくビックリしたのは、彩風咲奈さんの貴重な退団公演の主役フェルゼンを、
研7の最後のチャンスでもぎ取った蒼波黎也さんが演じるということでした。
スタイルが良く、歌もお芝居も上手いとは思っていましたが、
果たして、この出ずっぱりの、普通の新人公演よりもさらに厳しい二時間にも渡る公演を出来るのだろうか、
と、とても心配していました。
でも新人公演をご覧になられた方々の感想を読んで、
思い過ごしの要らぬ心配だったことがよーくわかりました。
蒼波さん、歌もお芝居もダンスもそれはそれは素晴らしかったようですね。
本当に本当におめでとうございました。
この大成功をご自分の自信として、
東京公演の時にはさらにさらに磨きをかけて演じて頂きたいと思います。
場はその人を大きく育てる、と申します。
きっと東京ではさらに華やかさも増して、今回以上に素晴らしいフェルゼンを観せてくださることでしょう。
今からとてもとても楽しみです。
そして、大いに期待していたマリーアントワネット役の白綺華ちゃんも、
それはそれは完璧な素晴らしいアントワネットだったそうな……
そして、オスカルの紀城ゆりやさんも涙を誘う見事な演技だったそうで、
ずっと見守ってきた私としては、本当に本当に嬉しいです。
アンドレの華世京さんも安定の素晴らしさだったそうですね。
流石の御曹司です。
村上理事長の会見にもあったように、暫く組替えはしないということなので、
雪組はこの布陣でいくことになります。
他の組と比べて、花組と雪組が人材不足を心配されてきました。
宝塚の方々は、どんな方でも場を与えられれば、やるときはやる方々ばかりだと思います。
私は全く心配していなかったのですが、
今回の新人公演を終えて、
雪組にはこんなに実力のある下級生たちがたくさんいる、ということが証明されたのだと思います。
専科の方の役をされた霧乃あさとさんや、絢月晴斗さん、華純沙那さんなど、本当に素晴らしかったらしいですし、
音彩唯ちゃんはもちろん、苑利香輝さんや律希奏さんなども新人離れした見事な出来だったそうですね。
雪組の下級生たち、本当に誇らしいです。
雪組の御曹司計画はとても素晴らしいやり方だと常々思っておりますが、
そこへ偏りすぎることなく、こんなに素晴らしい人材がたくさんいるのですから、
もう一度見直して路線に期待しても良いのではないでしょうか……
花組の本公演に凪七瑠海さんがご出演されることに注目が集まっています。
花組の人材不足を補う目的なのか?
でも花組にも、与えられたらやるときはやるたくさんの逸材が揃っています。
果たして、聖乃あすかさんの二番手蓋なのか?
凪七さんのまさかの退団なのか?
今週、花組公演のお稽古が始まる様です。
そこで一体発表があるのか、ないのか……
注目して見守りたいと思います。
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