鳳月杏さん、現在、全国ツアー「琥珀色の雨にぬれて」で月組トッププレお披露目公演を、各地で絶賛上演中です。

明日8月30日は予定通り公演を実施します、というお知らせがありましたが、

台風の進路が大変心配です。

8月31日にはライブ配信が予定されています。

千葉県船橋市出身の鳳月さんは、市川市の公演は、トップスターとして、地元に錦を飾る大切な大切な公演だと思います。

どうぞ少しでも台風が弱まりますように、関東に直撃しませんように、お祈り致しております。

もちろん兵庫の星組さんも、東京の雪組さん、風間さん組も、

どうか被害など受けませんように、無事に公演出来ますようにお祈りしています。

鳳月さんを最近色々な媒体で目にすることが増えてきましたが、

皆さんも口を揃えておっしゃっていることは、

本当に器の大きい立派な方だ、ということです。

いつも穏やかで優しく、話し方も丁寧で、取り乱すところなんて見たことない、

周りにとても気を使っているのだけれど、それをさりげなくやっているのでとてもスマートで、

鳳月さんの周りにいるとただいるだけで温かい気持ちで満たされる。

本当に人格者とは鳳月さんのような方だと思います。

前に本当に素晴らしい方だな、と感じたことがありまして……

月組から花組に組替えして、

そしてまた花組から月組に戻った事がありましたよね。

鳳月さんにとって、この組替えこそが一段と飛躍する原動力になった、と今になってみれば思うのですが、

こんな組替えって、本人にとってはあまりに大変で、

出来ることならしたくない組替えだと思います。

ご本人もきっと辛いこともたくさんあったと思います。

でも、花組から月組に戻る時に、

自分のことはさておいて、その時トップだった明日海りおさんにお手紙を書いたそうです。

千秋楽のご挨拶で明日海さんがおっしゃっていました。

「私がいなくなっても明日海さんは大丈夫でしょうか？」と……

明日海さんが花組のトップになって精神的にも大変だったときに、

鳳月さんが随分心の支えになってくれていたのだと思います。

トップ一作目の「カリスタの海に抱かれて」から「カサノバ」まで本当に心強かったと思います。

組替えする「カサノバ」の千秋楽の前の日にその手紙をもらって、

明日海さんは大きな声で、

「ちなつ！もうワシは大丈夫や」(ごめんなさい、ニュアンスです)

というようなことを、感謝の気持ちを込めておっしゃっていました。

照れ隠しもあったのでしょうが、月組、花組と一緒に過ごした明日海さんと鳳月さんの強い絆のようなものをヒシヒシと感じました。

ご自分が一番大変であろう時に、こうして仲間のことを思いやれるって本当に素晴らしいなって……

その後も月組で、しっかりと珠城りょうさんと月城かなとさんを支えて、

そして晴れてこの度トップに就任されました。

きっと言葉に出来ないほど大変な事もたくさんあったと思いますが、

そういうそぶりは全く見せず、いつも自然体で大きくみんなを包み込んでくれていました。

今さらですが、本当に本当に鳳月さんがトップになって良かったと思っています。

31日の配信は、「本当におめでとうございます」という気持ちを込めながら、しっかりと拝見したいと思っております。

どうかどうか中止になどなりませんように……

無事に公演出来ますようにお祈り致しております。

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