芹香さんの退団会見から一夜明けて
芹香さんの退団会見から一夜明けて、擁護派と攻撃派、真っ二つに別れているように思います。
でも一番多いのは、そのどちらでもない、いわゆる見守る派だと思います。
私もその一人ですが、
加害者と言われている芹香さんも、もう十分世間からの制裁を受け、
今回の退団決定も、この事件とは関係ないとは言いながらも、
潔く大好きな宝塚から身を引く決心をなされました。
こんなことではまだまだご遺族の方々は納得しないよ、
最後までとうとう謝罪や哀悼の言葉は口にされなかった、酷い、
と言われる方もいらっしゃいますが、
それは本当に残念でしたが、
劇団の意向もあり、お一人だけにとやかく言っても仕方のないことなのかもしれません。
会見で、
「18年という人生の半分以上を宝塚の中で過ごしてきて、その教えの中で自分という人間が出来上がった」
というようなことをおっしゃっていて、
中学出たての幼い頃から他の世界を知らずに、それはそれは厳しく厳しく育ってきて、
それが当たり前、厳しくすることが何よりも良いこと、が心底体に染み付いていたのでしょう。
一直線に進んできて省みる時間さえなかったのだと思います。
そして、こんな不幸な事件が起こってしまった。
ほんの少しでも心に余裕があり、人を思いやる気持ちがあったなら、結果は変わっていたのかもしれません。
それはどの上級生たちにも言えることです。
そういう風にしか出来なかった、そういう風にしか生きてこれなかった、というのは、
そういう環境を作り上げてしまった劇団の最大の罪ですよね。
こういう悲しい事件が起きる前にその事に気付いていれば変わっていたかもしれない、と思うと残念でなりません。
とにかく、誰かを攻めるのではなく、劇団含め、一人一人がきちんと反省して、
こういう悲しい出来事が今後決して起きないように改革していくことが大切なのだと思います。
流石の劇団も上級生たちも、悔いているでしょうから
(何も感じていないようでしたら、本当に正直引きます)
これからの宝塚をしっかりと見届けたいと思っております。
この事件を絶対に忘れず、いつの日か劇団の皆様が心から哀悼の意を示してくださることを願っています。
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