娘役の存在
ずっとずっと思っていたことがあって……
宙組の真風涼帆さんが退団されるとき、
雪組から組替えで宙組に来てトップ娘役になり、
このまま真風さんが辞めても、次期トップ芹香斗亜さんと組むんじゃないかと誰もが想像していたにも関わらず、
たった4作でスッパリと添い遂げ退団をされた潤花さん、
その時は真風さんが大好きで、一緒に辞める道を選んだその潔さに絶賛の嵐でしたが、
今にして思うと、退団した後こういう問題が起こりそうなことをうすうす感じていたのではないか、と思います。
(私のまるっきりの想像ですが……)
組替えして、きっと雪組の雰囲気と宙組の雰囲気が、あまりに違うことを感じていたのではないでしょうか……
そして、誰一人として味方のいない宙組で自分を守っていくためには、
「真風さん、真風さん」
と言って真風さんに頼るしかなかったように思います。
それがファンとしては萌えに繋がったのですがね。
(笑いにも……)
とても頭の良い方ですから、自分の居場所を守るためにも、
真風さんと添い遂げ退団をすることを選んだのではないでしょうか……
健気で一生懸命で、本当に素晴らしい決断だったと思います。
でも、劇団としては予想外の早めの退団に、芹香さんの相手役をどうしようということになり、
一度は天彩峰里ちゃんも候補に上がったと思うのですが、
同時期にヘアアイロン事件が明るみに……
芹香さんとの不仲説も出て、
急遽、春乃さくらさんに白羽の矢が立ったというからくりだったと思うのです。
(私の全くの想像ですが……)
恐らく当時は芹香さんのお相手だけとして考えられていたと思うのですが、
芹香さん退団発表を迎えて今、春乃さんの残留が色濃くなってきました。
宙組のショーでもその活躍ぶりには目を見張るものがありますし、
いざとなったら、私が宙組を背負っていく、くらいの男気がありそうに思えます。
(とっても感動して褒めています)
そして思うのは、
潤花さんにしろ、春乃さくらさんにしろ、
娘役さんというのは、儚く健気だけれども、とてつもなく強い存在だな、ということです。
その存在があってこその宝塚なんだな、ということを改めて感じています。
全娘役様に感謝、尊敬致します。
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