礼真琴さんの退団会見に涙……
9月24日、大阪市のホテルで礼真琴さんの退団会見が行われました。
早速、各紙の記事を読ませて頂きました。
退団を決意した瞬間、実感はなく、コロナ禍が開けて、再びお客様と触れあえる状況になった時、
110周年をまっとうしてから卒業したい、という思いが強まってきたそうです。
礼さんから出る言葉は、どれもこれも愛が溢れていて、思わず涙涙になりました。
宝塚歌劇団への愛
「休養のため宝塚から離れていた時にも強く感じたのですが、自分がどれだけありがたい状況に立たせていただけているのか、を改めて感じました。宝塚は世界中どこを探してもない唯一無二の場所で、私自身、青春の全てをかけた世界でした」
同期への愛
「同期とは不思議なもので、家族よりずっと長く一緒にいて、とても濃い存在。95期でどれだけ良かったか、と何回も思った。5組に分かれても離れている気がしない。尊敬する同期がたくさんいて、ライバル心というのがそんなになかった。和気あいあいと肩を組んで芸事に挑んできた。だから、『どんぐりの背比べ』と言われたのかも」
退団のことを
「れいちゃんとれいこちゃんには、個人的に直接伝え、あーさには電話で報告しました」
(リラックスし過ぎてニックネーム呼びになっていることに萌えます)
「同時期にトップになった柚香と月城はとても心強かった。この二人を見送って、
残せるものはすべて、あーさに (笑)」
自身と、先に退団した仲間の思いを朝美にたくすべく、両手を出して、朝美の背中を押すようなしぐさで語った。
尊い、尊すぎる……
組子への愛
相手役の舞空瞳さんには今公演のお稽古が始まった頃に伝えたそうですが、組子にはやはり大劇場の千秋楽の前の日(21日)に伝えたそうです。
「組子はそれぞれ覚悟していたようで、自然に静かに、噛み締めるように聞いていた」
「最後の最後まで背中を追い続けたいという存在でいたいと思います。最後まで私らしく頭と筋肉を使って」
自分では卒業することを決めていても周囲には告げられず、もどかしさもあったそうで、
一作日、伝えることが出来てスッキリしたそうです。
やはりあの千秋楽のほっとした柔らかな表情は、組子にやっと伝えられた安心感からだったのですね。
ファンへの愛
「どんな状況でも見捨てず付いて来て頂き、感謝してもしきれません。皆様を本当に美味しいものを食べに連れていってあげたいくらいです」
(連れていって欲しい……)
一つの大きな時代が終わろうとしているのを感じます。
でも宝塚は不滅、後に託された方々がまたさらに大きな時代を作ってくれると信じています。
真っ白なスーツを身に纏い、爽やかに朗らかに語ってくださった礼真琴さん、
心から、
「お疲れさまでした」
と言わせてください。
退団発表を終えての東京の「記憶にございません」
楽しみに楽しみに待っております。
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