「入団年齢の改定」についての私の考え
本日は、星組「記憶にございません」の東京公演初日です。
おめでとうございます。
舞空瞳さん始め、退団者の方々のためにも、
どうぞ大千秋楽まで無事に公演出来ますように、
心からお祈り致しております。
今日は朝から大変疲れました。
雪組朝美絢さんトッププレお披露目公演「愛の不時着」のチケット一般発売の日でしたので、
朝早くから待機して準備しようとしましたら、
いくらクリックしても繋がらず、
結局チケットサイトにも繋がらないまま、10時8分に繋がった時にはもう焼け野原。
アッという間の出来事でした。
しかも並列して、としまチケットセンターにも電話をしていましたが、
それもようやく繋がった10時40分には、
「全て完売しました」
という対応でした。
「愛の不時着」人気は物凄いことを物語っていると思いました。
疲れました。
今日は色々と物議を醸している上田久美子先生の発言について、私も考えを述べたいと思います。
まず、先生がいらっしゃった頃から、生徒たちの就業はタイトな厳しいものだった、ということが改めて明らかになりました。
もちろんこちらから見てもハードスケジュールは一目瞭然でしたが、
内部にいらした先生はそれをひしひしと感じられていた。
「労働環境の改革」をもっと早く実現していればこんな悲劇は起こらなかったかもしれない、
それをどうにかしてあげられなかったことが悔しい、というようなことをおっしゃっていました。
営利目的に徹している劇団にも警鐘を鳴らしていましたね。
もっと、儲けだけではなく、大切な文化として存在することに意義がある、と。
この意見にはもろ手を上げて賛成です。
でも、やはり儲けがなければ劇団事態も存続出来ない訳ですから仕方がありませんけれどね。
一番話題になっているのは、「入団年齢の改定」についてです。
大卒の22歳まで入れるようにすれば、精神的な成熟が期待でき、セカンドキャリアも選択肢が増えるのではないか、と。
これには私は???です。
年齢だけ上げても人はそんなに変わらない。
むしろ感受性の強い時期の生徒たちに、
厳しい訳のわからない理不尽な規則を強いるのではなく、
精神に深く植え付けるような正しい学びを教えることが大切かと思います。
正しく頑張ることがどれだけ大切なことか、
思いやりの気持ち、優しさが人間にとってどれだけ大切なことか、
ということを音楽学校時代に丁寧に教えて欲しいです。
廊下を直角に曲がるとか、電車に礼をするとか、
そんなのどうでもいい。
そんな形式的なことではなく、心を大切にして欲しいです。
大学になっても、それまでの自分の考えはそうそう変わるものではありません。
もっと若い時期にどのように生きてきたか、が重要なのです。
むしろ若いからこそ素直に良い精神が身に付く、と思うので、若い年齢で宝塚に入ることは意味があると思っています。
芸の取得は、早ければ早いほど進歩しますし、
年齢の問題ではなく、本人の心構えの問題、それをきちんと見極めて合格者を出して欲しいと思います。
そして、さらに音楽学校で、生きていくために大切なことをしっかりと教えることが出来る劇団であって欲しいと思います。
難しい問題ですが、それぞれの方がきちんと自分の考えを持って正しく行動できることが、
精神的成熟に繋がるのではないでしょうか。
もしよろしければぽちっと
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