組替え同期問題、星組編
先日の大型組替えにより、わざわざ劇団が同期かぶりの組を4組も作るというのは全く賛成出来ませんが、
その意味を考えてみるシリーズ第三弾、今回は星組です。
今一番チケット難な星組は、8月に礼真琴さんの退団が決まっています。
その後、恐らくですが、順当に暁千星さんがトップになることは確実でしょう。
そこへ何と暁さんの同期の瑠風輝さんが宙組からやって来ます。
瑠風さんは、芹香斗亜さん退団後、桜木政権の元で二番手になって、そして次にトップへ、と誰しもが思っていたと思います。
ところが、急に梯子を外されて同期のいる星組へ組替えされました。
今の宝塚ではトップの同期引き継ぎは実施されていませんので、このままでいくととても心配な状態に……
瑠風さんは研4で初めて新人公演の主演をした時、
なんという素晴らしい逸材が出てきたのだろう、
実力も確かで、キラキラしていて凄い人が出てきた、と驚嘆したのを覚えています。
その後も路線街道まっしぐら、
そのまま順調に育てられると思っていたのに……
ある頃から少し地味な感じになってきて、
「殻を破るという事がどういう事かわからない」
という発言まで出てきて……
それは宙組の皆さんに言えることなのですが、
実力的には皆さん凄い物を持っているのに、
なんか控えめというか、遠慮がちというか、
もう一歩前に出てきて欲しいのに、それがないもどかしさをいつも感じていました。
きっとそれは宙組の路線渋滞からきているのだと思います。
ご自分では意識していなくても、たくさんの実力者がいて、自分だけがあまり目立ってはいけない、という変な圧力みたいなものがあったのではないか、と想像します。
(間違っていたらごめんなさい)
次期トップに決まっている桜木みなとさんも、若い頃は
「よし、天下を取ったるでぇ」
と元気にファンたちに言っていたそうですが、
いつの頃からか、
「その時が来るまで大人しく待つ」
に変わったそうです。
でも桜木さんは待った甲斐があり、トップ就任となったわけですが、
瑠風さんは組替えということに……
瑠風さんは実力では何一つ問題がなく素晴らしいのですから、
そこにキラキラ要素満載の星組の影響を受ければ、天下無敵の最高の人材になると思います。
現在の公演でも、初めての女役を本当に生き生きと演じている、という噂を聞いています。
組替え発表があっただけでも、気持ち的にきっと変わるものがあったのでしょう。
瑠風さんに唯一足りなかったものを、パッション溢れる星組で絶対に身に付けられると信じています。
そしてさらに大物になって、どこかの組で頂点を目指して欲しいです。
そのまま、星組で同期引き継ぎが現実となればそれに越したことはありませんが……
(ひょっとして月組?)
期待しています。
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