チケット売れ行きから見る、各組の勢いを分析する。
16日、17日は、宙組大劇場「ネバセイ」のチケット先着順でした。
流石に、主要日程、初日、新人公演、千秋楽などは大激戦で、
即完売でしたが、日にちを選ばなければ、遅い時間に入っても、十分ゲット出来たようです。
二日目の最後に見ても、S席すら○印が並んでいましたから、
これは、大分、チケット売れ行き難、だな、と感じてしまいました。
1月22日からの一般販売に期待したいところですね。
このところ、花組、月組、と、チケットの売り上げが非常に好調だったこともあり、
それに続けるか、と思っておりましたが、少し難航のようです。
もちろん、オミクロン株の感染者の急激な増加により、
生観劇を控えられた方々が多くいらっしゃることは事実だと思いますが、
他にも要因があるのではないかと思いまして、考えてみました。
チケットの売れ行きは、その組への期待度、が大きく反映していると思います。
どんなことをやってくれるんだろう、
どんなパフォーマンスを観せてくれるんだろう、
どんな新しい人がどんな活躍をしてくれるんだろう、
と、ワクワク、ドキドキさせてくれるからこそ、
何回でも観たい、と思うのです。
それが、チケットの売れ行きに繋がっているような気がしています。
即完売だった月組、
今、一番勢いのある組だと思います。
トップコンビが世代交代し、新たな月組としてフレッシュにスタートして、
さらに作品も新鮮で素晴らしい、
そこへ持ってきて、暁さん星組異動の話題性も抜群、
今でさえ若さ溢れる組なのに、さらに若返って、
いったいこれからどうなってしまうの?
という要らぬお節介な心配をする中年、老年ファンたち、
そのやきもきと心配をさせるのも、ひとつのファン獲得の技ですよね。
ということで、暫く、月組の勢いは止まらないでしょう。
次に勢いのある組は、花組ではないでしょうか。
新しい嫁をめとり、その相性が想像以上に抜群で、
さらに包容力の増したトップさんの勢いが凄まじい。
若手に至るまで、花男、花娘の意識がしっかり浸透しているから、
ブレがなく、観ていて気持ちがいい。
これからも、チケット難が続くこと必須でしょう。
次は、トップコンビ、二番手、さらに若手がキラキラ眩しい、生き生きさが半端ない雪組、と
ついこの間まで、うだうだはっきりしない体制で、なんだかなぁ、状態だった星組、
暁さんの組替え発表を経て、まだ先のことだというのに、
なんかものすごく勢い付いて、
突如、首席トリデンテが確立しちゃったりして、
一気に楽しみな組になってきた予感がしています。
そして、宙組です。
チケットの売れ行きからも、やはり期待度が心配な状態かと。
安心安定で、いいんですよ。
絶対にはずれはないし、期待以上のパフォーマンスをいつも観せてくださる。
でも、何故か想像がついちゃうんです。
「ネバセイ」もとても素晴らしい作品だと思いますし、
真風さんにもぴったりと合っていて、楽しみになさっていらっしゃる方もたくさんいると思います。
でも、新鮮味に欠ける、というか、ワクワクドキドキしない、というか、
そんな気持ちが、このチケットの売れ行き難に反映してしまったのかな、と。
オミクロンがあるとはいえ、由々しき問題ですよね。
これから一般発売もありますので、頑張って頂きたいです。
路線の方々がこれだけ揃っているのですから、人気がない訳は絶対にない。
トップ始め皆さん大変な実力者なのですから、
若手も含め、さらに弾けて新たな宙組を期待しています。
むしろ、次回作の「ハイロー」
賛否両論ありましたが、宙組と「ハイロー」
まるっきり想像も付かない組み合わせで、
心配をよそに、バズルかもしれませんね。
私的には、「ネバセイ」もとても楽しみにしております。
あの歌を、生で聴きたい。
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