2020年2月に、2025年に開催される大阪万博のアンバサダーに次の五名が就任することが発表されました。

花組　聖乃あすかさん

月組　風間柚乃さん

雪組　縣千さん

星組　極美慎さん

宙組　風色日向さん

今まで、宝塚の長い歴史の中で、こんなに長期間に渡って

五名という大人数を、拘束(言葉は悪いですが)　したことはなかったと思います。

約束したからには、絶対に辞められないし(もちろん辞める気などさらさらないとは思いますが)、

組異動もないでしょうし、

期待に応えて、ずっと走り続けなければなりません。

それだけ、劇団から大きな期待を寄せられているメンバーだ、ということは大変名誉なことですし、

それは本当に嬉しいことだと思うのですが、

半面、ものすごいプレッシャーにもなり得てしまうのではないか、と心配しております。

5人の先陣を切ってバウホールの主演を果たした聖乃さん、

とても生き生きとしていて堂々としていて、何の曇りもなく、

路線街道まっしぐら。

大人しそうな雰囲気とは別に、強い意思を感じるその目は、

将来をしっかりと見つめているのを感じます。

このまま、一気に突き進んで欲しいです。

バウホール初主演が、新人バウ公演の初配信、となった、

運も持ち合わせている風間さん、

若い頃から、役付きや代役などの運にも恵まれ、それをいつも期待を遥かに超える演技でみせてきた実力者。

何の心配もなく、このまま進んで頂きたいです。

運、と言えば、新人公演の初配信の重責を見事に果たした縣さんも、

役付きなど、とても運に恵まれていると思います。

もちろん、実力があってのことなんですが、

いつも生き生きと舞台に立たれるお姿は、もう風格さえ見えていますね。

バウホール公演初主演の、今真っ只中にいる縣さん、

舞台狭しと大活躍、これからがますます楽しみな逸材です。

新人公演主演二回を果たした極美さん。

最後、「ロミオとジュリエット」の新人公演ロミオが観たかった。

コロナ禍の為、新人公演が中止となり、その被害を大きく受けてしまった一人だと思います。

もし、この時新人公演をやっていたら、間違いなく主演だったと思うし(私の勝手な想像ですが)

もしやっていたら、本当にぴったりで、将来伝説になる位の出来だったと思うのです。(勝手な希望ですが)

このあたりから、少し停滞が始まって、心配しておりましたが、

星組別箱「王家に捧ぐ歌」で満を持して二番手獲得。

また、将来へ向けて動き出した気がしています。

次は、バウ公演主演をゲットして欲しいです。

そしていつの日か、一番上に立てる日がきたら、

幻になってしまった、ロミオ、を演じて頂きたいです。

(私の個人的な夢ですが)

私が一番心配しているのが風色さんです。

余計なお節介なら良いのですが、

新人公演初主演をなさった「エルハポン」の時

カフェブレイクに娘役主演の花宮沙羅さんとご一緒にご出演された時に感じたのですが、

とても真面目で、とても謙虚で、とても良い人そうで、優しく、

ご自分をあまり前に出されない控えめな方かと、お見受けしました。

芯にはしっかりとしたものを持っていらっしゃるように感じましたが、

少し、気の弱いところがおありのような。

私の気のせいだったらごめんなさい。

でもそのあと、コロナ禍となり、いろいろ不安な中、

「アナスタシア」を全公演休演なさいましたよね？

その時も、理由とかは全くわかりませんが、とても心配しておりました。

でも、この度、「ネバセイ」で二度目の新人公演主演をゲットされて、

本当に嬉しく思っております。

無理をなさらず、困った時、悩んだ時は、誰かに相談して(愛ちゃんも言っていたように)

自分一人で抱え込まずに、大切な仲間と共に、これからも頑張って頂きたいです。

舞台の上では、思いっきり発散して欲しいです。

5人でのダイキンのコマーシャル、見ました。

皆さん、おひとりおひとり個性的で、爽やかで、かっこよくて、素敵で、

こんな若い才能を持った方々がたくさんいらっしゃることが、

将来、楽しみで仕方ありません。

大きな期待をかけられることも、大変と感じることもありますが、

それをむしろエネルギーに変えて、頑張って欲しいと思っております。

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