関東のアダムのブログ

半世紀以上、宝塚大好き、子育てで中20年くらい抜けていますが、また返り咲いて全組応援しています。特に雪組朝美絢様推しです。どうぞよろしくお願い致します。

綾凰華さんの軌跡をたどる。



綾凰華さん退団のニュースは、あまりにショックで


一夜明けてもまだ受け止められていない自分がいますが、


改めてあやなちゃんの軌跡をたどって、心を整理したいと思います。




2012年に宙組で初舞台、花組の組まわりを経て、星組生へ。


始めは、同期の天華えまさんと競い合う、というよりは、


天華さんの後ろからそっと付いていった、という感じでしょうか。


決して、前へ前へと自分を押し出すタイプではなかったように思います。


それが、新人公演で紅さんのお役をやるようになった頃からでしょうか、


自分を思いっきり出して、体当たりする紅さんの影響も


きっと受けられたのだと思います。


演技が変わってきたように感じました。



私が、あやなちゃんをしっかりと認識したのは、


「桜華に舞え」新人公演の紅さんの役をやった時です。



本公演の紅さんの演技にも、感動していましたが、


あやなちゃんの、心から絞り出すような台詞と、


嘘偽りのない演技を観て、


こんな人が星組にいたんだ、と大変印象に残ったのを覚えています。



そして、それを決定的にしたのが、「阿弖流為」 の母礼役、


作品自体も、礼真琴さんの代表作になるくらい良かったけれど、


あやなちゃんが本当に素晴らしかった。


このまま、星組で埋もれてしまうのは勿体無いな、


と思っていたところに、雪組に組替え。



そしてその後の活躍は、皆さん周知の通りです。


新人公演主演二回を経て、別箱公演でも二番手格を任され、


このまま順風満帆に進むか、と思いきや、


バウ公演を下級生に取られ、


上には、そらちゃんがふってくる、という事態。



バウ公演の決定を見た時は、


一体、宝塚はあやなちゃんをどうしたいの!!と


怒りのあまり、ブログにも書いてしまいました。



でも、あやなちゃんは腐ることなく、


ご自分にしか出せない個性を発揮して、


この雪組でなくてはならない存在になっていきました。


あやなちゃんの優しく包み込むような温かい雰囲気が


大好きでした。



その矢先の、この退団発表。



本当に本当にショックです。


同期生が次々と辞められ、


ご自分でも思うところがあったのかもしれませんが、


あまりにも早い退団に、


もっと他に方法はなかったのか、と悔やまれます。



考えに考えて出した結論でしょうから、


外野は何も言うことはありませんが、


どうぞ最後の舞台を思いっきり楽しんで、思い残すことなく、


やりきってご卒業されることをお祈りするだけです。



どうぞ、あやなちゃんの最後の舞台を悔いなく完走出来ますように、


お守りください。





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