歌劇の表紙は、二番手以上か、それに最も近い人がなる、

と暗黙のうちに決まっていると思いますが、

それではなぜ、桜木みなとさんがならずして、永久輝さんと、瀬央さんになったのか？

疑問はつきませんが、

真風さんの退団も決まり、

多分、順調に進むと、来年は、

芹香さんが、トップとなり、

晴れて、ズンちゃんが宙組の正式な二番手になることは確実だと思います。

今、次の二番手に大手をかけているのは、

紛れもなく、桜木みなとさんで間違いない、と思います。

でも、今年は、宙組二番手として、もう芹香さんが、歌劇の表紙に載ってしまったので、

ズンちゃんは、来年から、正式な二番手として歌劇表紙デビューする予定なのではないかしら。

優秀な９５期のの中でも、「第４の男」と言われ、

現在のトップさんたちの次に推されていました。

ズンちゃんも、それを自覚してか、若い頃は、ファンの前で、

「てっぺんを取ったるでぇ！！」

という勢いで、ギラギラ、ブイブイ言わせていた時期があったように記憶しています。

でも、いつの頃からか、

非常に落ち着いてきて、

「ちゃんと時期がくれば、来るものは来る、それまで、自分はしっかりと準備をして待つ」

という方向に変えられたみたいで、

それからというものは、

歌もダンスも、上達著しく、

お芝居も深みがどんどん増していって、

深く深く考える見応えのある演技に変わっていったように思っています。

多分ですが、劇団側から、なにか、安心するようなことを言われたのではないか、

と想像していました。

今回の「ハイロー」の役作りも、

ズンちゃんでなければ出来ないまでのストイックさで、

見事にスモーキーになりきっていました。

ズンちゃんがスモーキーなのか、

スモーキーがズンちゃんなのか、わからないくらいでした。

あの、若さで突っぱしっていたズンちゃんから考えると、

本当に本当に成長しましたね。

回りもとても良く見ていて、

これからの宙組に無くてはならない存在になりましたね。

来年は、いよいよ代替わりもありそうな宙組ですので、

大いに盛り上げて頂いて、

さらにさらに、飛躍する年になって頂きたいです。

頑張ってください。

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