関東のアダムのブログ

半世紀以上、宝塚大好き、子育てで中20年くらい抜けていますが、また返り咲いて全組応援しています。特に雪組朝美絢様推しです。どうぞよろしくお願い致します。

「海辺のストルーエンセ」初日、観てきました



待ちに待った雪組「海辺のストルーエンセ」


有り難くも、初日を観ることが出来ました。



朝美絢様が、あまりに、あまりに素敵過ぎて、


いまだに夢見心地、


何から書いていいかわからなくなってしまって、


こんなに遅くなってしまいました。




ネタバレすると思いますので、


知りたくない方は、お戻りください。








まず、最初、もっと深刻な内容かと思っていましたが、


一幕は楽しい、楽しい。


朝美さん自信もコメデイー要素満載で、態度も台詞の言い回しも面白い、面白い。


もちろん、今の世の中に不満を持っていて、それをどうにかしたい、とは思っているのですが、


まだ、現実には動けず、


その診察具合は、まさに「カサノバ」状態。


明日海りおさんも最高にカッコ良かったですが、


朝美さんは、女性だけでなく、男性すら、瞬く間に虜にしてしまうのですから、


さらに上をいっている感じです。




ある機会があり、王室に入るのですが、


次から次へと治療と称して、王も、王妃も虜にしていってしまう。



医者としてだけでなく、人間的にも、大変魅力的なので、


とにかく、みんな虜になってしまう。



それを、キザっぽくではなく (まあ、そういうところもありますが)


笑いとユーモアで、引き込んでいってしまうのです。



そして、一幕最後には、「フォレルスケット」王妃との恋が芽生えていく。


台詞がない中で、その表現力が、素晴らしい。


もう、次が観たくて観たくて、25分がものすごく長く感じましたよ。




でも幸せは長くは続かず、


王に知られることになり、


王も非常に悩むのですが、


最後は、決闘をして、わざと刺されて死んでしまいます。


王妃にまで害が及ばないように、と、


そう仕向けるように、思ってもいない悪態をついて、


王に剣を握らせる。



その演技が圧巻でした。


死に方も、本当に美しかったです。





一幕の出だしは、子供時代から始まるので、


まだまだ可愛く、(春児よりは少しひねくれていますが)


そこから、王に替わって、国を支配するほどまでになって、


全てを自分のものにしたかと思った矢先、


歯車が狂っていき、


そして、自ら死を選んで死んでいく。



独白するような、歌も涙ながらに素晴らしい表現力で歌い上げていて、


本当に涙なしには観られませんでした。




台詞の言い回しも、歌も、その場その場で声自体も変えていて、


演技力のある方だとは思っていましたが、


ここまでの表現力、凄まじいです。



これが朝美絢か!!


指田先生とのコラボで、眠っていた才能がさらに開花しましたね。


プログラムに指田先生が、


「少年のような混じり気のない輝きと妖の香りを漂わせる朝美絢には、正しいことも間違ったこともやって欲しくなります。人間の強さと弱さを魅せられるのは、地に足が着いた人だからでしょうか。」



と、おっしゃっています。



まさしく、この作品は朝美さんの代表作になること、間違いなしです。




死に顔も、この上なく美しく、


引きずられて幕に入るまで、


ずっとずっと昭明が当たっていて、


本当に美しかったです。




まだまだ書きたいことが、たくさんあるのですが、


長くなりましたので、また別に致します。



演者の感想や、初日のご挨拶、などなど、


まだまだ感動したことが有りすぎです。



それではまた。






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