「早霧せいな」としての活動にピリオドを打つ
自分でも、思いの外ショックを受けています。
宝塚時代、大劇場公演5作連続、観客動員100%超え、という驚異的な記録を残した、あの早霧せいなさんが、
6月1日、本日をもって「早霧せいな」としての活動にピリオドを打つことを報告されました。
宝塚時代から、本当に努力家で、どんなときも諦めず、究極の完璧を求めて、いつも前向きに頑張っていらっしゃるお姿しか見ていなかったので、ご自分の活動にピリオドを打つ、という決心は並大抵のことではなかったと思います。
5月31日まで、「ハリー・ポッターと呪いの子」にご出演されていましたが、
それを終えての、ひとつの区切り的なものもあったのではないか、と思っています。
前に、「婦人公論」の記事で、
「元宝塚トップスターと言われる度に歯痒い気持ちが込み上げていました。『表現者、早霧せいな』の認知度を高めなくては、と戸惑ったこともありました。広い世界に飛び出したい!と思いながら、いざとなると慎重になってしまう自分がいた。強気な私と弱気な私のデッドヒートだよ」
とおっしゃっていましたが、
今回のピリオドとは、もう終わり、という意味ではなく、
今までの「宝塚の早霧せいな」には一端区切りを付けて、
新たに一から学び直して、また全く違う「早霧せいな」(名前も変えるかもしれません)が
誕生してくださるのではないかと、期待しています。
宝塚のトップスターというのは、
誰でもなれるものではなく、唯一無二の選ばれし人たちだけが与えられる
大変貴重な立場だと思っていますが、
退団されて、宝塚の世界を離れて、
さらに大きな全く違う世界で生きていくのは、皆が思っている以上に大変なご苦労があると思います。
特別な強みがあれば(望海風斗さんの歌や、明日海りおさんの物凄いカリスマ性など)
それを武器に、成功へと向かっていくことも出来るでしょうが、
なかなか生き残っていくのも難しい世界でしょう。
でも、どんな世界よりも大変な厳しい宝塚という世界で、
頂点まで上り詰めることが出来たトップスターさんですから、
その強い精神力と体力は、どんな世界に行ったとしても負けないと信じています。
心から自信を持って、ご自分の信じる道を真っ直ぐに進んでいって欲しいと思います。
また、新たな早霧さんにお会いできます日を、楽しみに待ちたいと思っています。
まずはごゆっくりなさってください。
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