宙組公演中止、組替え中止、退団者の行方は?
12月8日に発表される予定だった宙組の公演についての発表が今日(12月5日)ありました。
14日まで中止の予定だった宙組東京公演が、
15日から大千秋楽の24日までの全公演、中止されることが発表になりました。
それにともない、月組と宙組のトレード的な組替え(きよら羽龍さんと天彩峰里さん)も中止になるとの発表もありました。
今のこの状況で渦中の宙組が公演を再開するということはやはりあり得ない、と思っていたので、
この決断は良かったと思います。
しかも、8日を待たずして、早めに発表した、というのも、
少しでもご遺族やファンのことを思ってのことだと思うので、
良い判断たったと思います。
決まっていた組替えを中止にするということは、宝塚の長い歴史の中でも、
いまだかつてなかったことだと思いますので、
相当思い切った決断だったのではないでしょうか。
この公演で退団が決まっていた優希しおんさんと、花宮沙羅さんは一体どうなるのでしょうか?
私の考えですが、退団を先伸ばしにしても、今の状態では次の公演もどうなるかわかりませんし、
悲しいですが、12月24日付けで、退団されるのではないかと思っております。
花宮さんにとってはいたたまれない気持ちでしょうが、
当事者扱いになっています優希さんの退団を伸ばすとはやはり考えにくいので、
残念ながら、その日付けでの退団になるような気がします。
その後、調査がどのように進んでいるかはわかりませんが、
むしろ12月24日付けでの退団者が、もっと増えるのではないか、とそれを心配しております。
まさかとは思いますが、
劇団がパワハラを認めて謝罪して、
今回の関係者たちを、24日に退団をもって幕引き、なんてことにはならないでしょうか……
ご遺族のことを考えると、一刻も早くパワハラを認めて謝罪して欲しい、と考えていましたが、
昨日もブログに書きましたように、
このような閉鎖的な環境で、やむを得なく言ってしまった言葉や、行動だと思いますので、
加害者であり、また被害者でもあることを考えますと、
不透明なまま切り捨てるようなやり方だけはしないで頂きたいです。
そこのところは、劇団もよく考えてくださっていると思いたいです。
でも、一人の大切な命が失われてしまった、という事実はもう取り返しのつかないとこなので、
今は誠心誠意、ご遺族の方々に向き合って頂きたいです。
大劇場で雪組が公演を再開した、というだけでも、
ゴミ箱の撤去など厳戒態勢のようですので、
東京で宙組が公演するなど、実際には無理だったのでしょう。
私も、宝塚を知らない知り合いから、
「こんな中で公演を再開したんだって?」
と攻めるように突然聞かれ、
「宙組じゃないから、雪組だから」
と答えましたが、
やはり宝塚をあまり知らない人にとっては、何組、何組というのはあまり関係なく、
世間がこんなに批判的なのに公演を再開するなんて非常識、と見ているようです。
熱く説明しておきましたが、
「そうなんだぁ、宝塚も大変だね」
という反応でした。
12月後半にまたご遺族の弁護士の方々との面談があると聞きました。
どうぞどうぞ誠意をもってお話し合いをしていただき、
少しでも和解出来ますように、心からお祈り申し上げております。
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