ファンなら誰しも、
贔屓のスターさんに、こっちを向いてもらいたい、
願わくは、目が合いたい、と思うのは当然だと思います。
でも、そんなこと、天地がひっくり返って、奇跡でも起こらない限りあり得ませんよね。
まず、大体、生徒さんから見える範囲に座っていなければならず、
それは、余程前の席のS席が、
奇跡でも起こらない限り取ることが出来ないSS席に、
自分が座っていなければいけません。
そんなこと、この長い観劇生活の中でも、
滅多にあることではありません。
しかも、自分が好きな組で、贔屓さんが、ちゃんと見つめてくれないと、
成立しません。
私は、今まで生きてきて、とても運が悪い人間だと自負しているので、
そんな幸福な瞬間が、この先自分に訪れるなんて、とても考えられないでいましたが、
な、な、なんと、
今回の「蒼穹の昴」公演で、
二階席でも、朝美絢様が、私を見つめてくださったのです。
物語の始めの頃、さきちゃんと、きわちゃんと、あーさの三人が、銀橋で、天空の昴を見つめるところ。
私は、二階の中央より、やや下手側でしたが、
昴を見上げているあーさと、目が合ったのです。
(気のせいかもしれませんが、絶対に合ったのです)
ずっとこちらを見つめてくださっていました。
今回の、「蒼穹の昴」では、他にも夜空を見上げるところがあるので、
最後の方では、二階の真ん中と、少し上手側も見上げてくれるので、
その辺りでも、目が合うこと間違いなしです。
二階で見る楽しみが増えました。
実は、「オデッセイ」でも、二階の上手で観ているときに、
旗を振りながら踊る振り付けのところ、
「オデッセイ!」と歌うところで、二階の上手を旗で指しながら、見つめてくれるところがあったのです。
それも、何回も、何回も、です。
その時も、オペラグラス越しに、絶対に目が合いました。
(と思っているのですが……)
「蒼穹の昴」観劇の、新たな楽しみを、またひとつ見つけました。
(信じれば救われる?)
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