関東のアダムのブログ

半世紀以上、宝塚大好き、子育てで中20年くらい抜けていますが、また返り咲いて全組応援しています。特に雪組朝美絢様推しです。どうぞよろしくお願い致します。

あーさと目が合った




ファンなら誰しも、


贔屓のスターさんに、こっちを向いてもらいたい、


願わくは、目が合いたい、と思うのは当然だと思います。



でも、そんなこと、天地がひっくり返って、奇跡でも起こらない限りあり得ませんよね。


まず、大体、生徒さんから見える範囲に座っていなければならず、


それは、余程前の席のS席が、


奇跡でも起こらない限り取ることが出来ないSS席に、


自分が座っていなければいけません。



そんなこと、この長い観劇生活の中でも、


滅多にあることではありません。


しかも、自分が好きな組で、贔屓さんが、ちゃんと見つめてくれないと、


成立しません。




私は、今まで生きてきて、とても運が悪い人間だと自負しているので、


そんな幸福な瞬間が、この先自分に訪れるなんて、とても考えられないでいましたが、



な、な、なんと、


今回の「蒼穹の昴」公演で、


二階席でも、朝美絢様が、私を見つめてくださったのです。



物語の始めの頃、さきちゃんと、きわちゃんと、あーさの三人が、銀橋で、天空の昴を見つめるところ。



私は、二階の中央より、やや下手側でしたが、


昴を見上げているあーさと、目が合ったのです。


(気のせいかもしれませんが、絶対に合ったのです)



ずっとこちらを見つめてくださっていました。




今回の、「蒼穹の昴」では、他にも夜空を見上げるところがあるので、


最後の方では、二階の真ん中と、少し上手側も見上げてくれるので、


その辺りでも、目が合うこと間違いなしです。



二階で見る楽しみが増えました。





実は、「オデッセイ」でも、二階の上手で観ているときに、


旗を振りながら踊る振り付けのところ、


「オデッセイ!」と歌うところで、二階の上手を旗で指しながら、見つめてくれるところがあったのです。


それも、何回も、何回も、です。


その時も、オペラグラス越しに、絶対に目が合いました。


(と思っているのですが……)




「蒼穹の昴」観劇の、新たな楽しみを、またひとつ見つけました。


(信じれば救われる?)




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ひとこちゃん、頑張れ




今日は、宙組「ハイロー」の初日です。


無事に開幕できましたようで、本当におめでとうございます。



このところ、三日間続けて宝塚の演目の初日を迎えることが出来て、


本当に嬉しいです。



花組の二つの別箱も、とても好評のようで、良かったです。





「フィレンツェに燃える」



れいちゃんとマイティーの兄弟の絆、


ひとこちゃんのかっこ良さなど、


話題になっていますね。



初日の記事などを見ていると、


れいちゃんの話に、ひとこちゃんも喜んでいる様子が伝わってきて嬉しくなります。




最近、ひとこちゃんのことが話題になっていますが、


「組替え」って、その人にとって、宝塚人生の中でも、


とてつもなく大きな比重を占める出来事だと思います。



その人の性格にも寄るでしょうけれど、


全く違う場所にいっても、すぐに馴染める人と、なかなか馴染めない人、


うわべでは、明るく装っているけれど、心の中まではなかなか打ち解けられない人、


持って生まれた性格ですから、仕方がありません。



性格も、手のひらを返すようにすぐに変えられたら良いのでしょうが、


そうはなかなか変えられない。


組との相性のようなものもあるでしょうけれど、


特に花組は、宝塚の歴史の中でも一番古く、


その分、組への愛情が深く、


花男、花娘、のプライドがものすごく強く、


それ自体は大変良いことだと思うのですが、


そこに入っていく方からしては、


なかなか大変そうだな、と前々から感じておりました。


(私の勝手な印象ですが)





劇団が良かれと思って実行した組替えに、


ただ、黙って従わなくてはいけないのが、タカラジェンヌです。



特に、ずっと同じ組で育ち、その組が大好きで、


ずっとずっとその組にいたいと思っていたのに、


青天の霹靂で組替えを言い渡された時なんかは、


一瞬、どうしていいのかわからなくなることもあったでしょう。





でも、そんな中でも皆さん、新しい組の皆さんと、新しい環境のなかで、


立派にその組の一員となって、大活躍されていますよね。



月城さんしかり、

朝美さんしかり、

和希さんしかり、

暁さんしかり。


娘役さんたちも皆さんしかりです。





明日海りおさんが、退団されるときに、


「宝塚人生の中で、一番辛かったことは?」


という質問に、


「花組への組替えです」


と、答えていらっしゃいました。


「組替えしてからの2、3年は、辛くて辛くて、皆に認めてもらおうと、ずっとずっともがいていた。


でも、今、考えると、そのもがいていた時期が、宝塚人生で一番楽しかった」


というようなことをおっしゃっていて、


いつも、明るい笑顔で、舞台に立っていたけれど、


やはり、本当に大変だったのだろうな、と思いました。




辛いけれど、頑張ってその時期を抜けると、


むしろ、それが何物にも代えられないほどの良き思い出に変わるのだと思います。




ひとこちゃんも、まだまだ辛いこともあるかもしれませんが、


組替え当時から比べると、すっかり花組生らしくなられて、


ショーの時などは、れいちゃんやマイティーの、目や手の動きで、


その気持ちがわかるようになってきた、とおっしゃっていましたし、



ひとこちゃんは、これからの花組にとっても、


大切な大切な人材なのですから、


どうぞ頑張ってください。



「フィレンツェに燃える」の観劇、


今からとても楽しみにしております。








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「蒼穹の昴」 私の、泣きポイント




今日は花組全国ツアーの初日ですね。


無事に開幕出来ましたようで、何よりです。


私の生観劇までにはまだ日にちがありますので、


素晴らしい観劇感想を読むのを楽しみにしています。


「フィレンツェに燃える」は久しぶりで、


本当に本当に、楽しみにしています。




昨日は、「蒼穹の昴」の専科さんたちのご活躍を書いたので、


今日はその他の方々の感想を、思わず泣いてしまう場面と一緒に書きたいと思います。




彩風咲奈さんのソロの歌の場面は昨日も書きましたが、


苦悩がひしひしと伝わってきて涙なしには観られません。



京劇を終えての朝美さんとのデュエットも素晴らしいです。


お互い苦労しながら、久しぶりに再開する場面での、


天まで届くような、澄んだ美しいデュエットが涙をそそります。







そして、和希そらちゃん、



一途に自分の信念を曲げずに西太后を恨み続け、

爆弾を仕掛けようとしますが、

小さい子どもが、まりと間違えて近付いてしまって、

それを助けるために、自分が犠牲となる、という、涙ながらの最後でした。


科挙二番で受かる天才でありながら、

優しい面を持ち、

道半ばで散ってしまった順桂を、

しっかりとした実力で演じていて、

その低音ボイスも本当に素敵でした。




諏訪さきさん、



一途に玲玲(朝月さん)のことを思っていて、その純粋な想いに心打たれます。


でも最後は、この世の中、辛い現実を生きるより、死ぬ方が簡単だ、と、


「文秀(彩風さん)さん、あなたは、生きてください。私は、簡単な方しか選べませんから」


と言って、処刑台に上るのです。


本当は生きたいにきまっているのに……


この場面は、本当に涙なしには観られませんでした。


諏訪さん、素晴らしかったです。


そしてその後、玲玲が、


「ずっと泣かない、と決めていましたが、今日だけは泣いてもいいですか?」


と文秀に言うところにも、グッときました。




眞ノ宮るいさん、



京劇の、春児(朝美さん)の師匠で、キレッキレの京劇を魅せてくれました。

もう先がない、ということで、自分の技術全てを春児に授けて、

最後は、命をかけて、春児と一緒に舞い、

そして、舞い終わってその場で倒れて死んでしまう、という。


その時の、春児の嘆き、悲しみの涙と共に、泣けて、泣けて……


眞ノ宮さん、本当に心を込める演技が上手くなりましたね。




朝美さんの泣きの演技(多分演技じゃない、もうその人そのもの)は、


ありとあらゆるところで心に刺さります。


銀橋で歌う「ちくしょうソング」にも、悔しさが溢れていて心打たれますし、


なんと言っても、文秀に、


「何でお前が死ななきゃいけないんだよう、生きてくれよう!」


と、地べたに這いつくばって泣きじゃくるところ、


本当に一緒になって泣いてしまいました。



そのあと、諏訪さんのあの台詞へと続くので、


もう、目とマスクの中は収拾できないくらい、大変なことになってしまいました。



他に楽しい場面もたくさんあるのですが、


私の感動した泣きポイントをまとめてみました。





ああ~~また思い出して泣けてくる……



まだまだ、何回でも観たい、素晴らしい作品です。





もしよろしければぽちっと

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