年の瀬も迫り、今日はもう12月29日。

皆さん今年の降り返りをしているようですが、

激動の2023年を振り返りたいと思いながらも、

思い起こすと辛いことばかりで、(特に後半)

なかなかペンが進みません。

私は毎年、その年にブレイクした人を表彰しているのですが、

今年も頑張って、まずノミネートからやりたいと思います。

皆さん素晴らしいですが、ここでは昨年より、一段とブレイクした方を対象としています。

私の独断と好みで選ばせて頂いておりますので、悪しからず、よろしくお願い致します。

それでは、まずはノミネートからです。

花組

柚香光さん　　もちろんいつも輝いていますが、今年は特に「鴛鴦歌合戦」の粋ないなせなお姿と、コンサートでの余りに美しすぎる輝きにもう圧倒されました。退団を決めたからこその輝きかもしれませんが、本当に本当に後光が射していました。

星風まどかさん　　柚香さんの隣で溢れんばかりの幸せそうな笑顔は、今まで以上に最高の美しさを更新していました。

可愛らしさもそのままで、大人っぽさも一段と艶やかに、全てを網羅した宝塚の誇るトップ娘役さんです。

永久輝せあさん　　初めての主演での全国ツアー、確かな演技、歌、ダンスの実力はもちろんのこと、皆を率いて各地を回ることで培われた責任感と包容力で、さらに魅力を増していました。来年は頼もしい立場になられるのでしょうか？

星空美咲さん　　「激情」のカルメンという今までにはない情熱的な役に挑戦して、自らの壁を破り、さらに飛躍した年になったと思います。来年はいよいよトップ娘役でしょうか……期待しています。

侑輝大弥さん　　「舞姫」の病に倒れる画家の演技は素晴らしかったです。現役時代の麻実れいさんを彷彿とさせるような佇まいに心奪われました。ショーでもどこにいても明るくカッコよく思わず目で追ってしまいました。

天城れいんさん　　初の新人公演主演を見事にやりきって、爽やかで軽快で、でも深みのある演技は本当に素晴らしかったです。これからますます活躍して欲しい人材です。

月組

月城かなとさん　　いつもながら組をまとめる力、組を引っ張っていく強さに敬服しております。退団発表も終えて、本当にスッキリとなさって、ますます端正なお顔にも磨きがかかってこれからどこまで上っていかれるのでしょう。

「フリューゲル」「万華鏡百景色」も素晴らしかったです。

彩みちるさん　　可愛い娘役からお婆さんまで何でもござれの超演技派の彩さん。海乃さんの休演の時には、時間のない中、見事に立派に代役を果たし、さらに株を上げましたね。来年も頑張って頂きたいです。

礼華はるさん　　バウ公演初主演の「月の燈影」では難しい役を、真摯に深く掘り下げて立派に演じてくださいました。

その後の役も、何かが吹っ切れたように溌剌と舞台に立っていて、一皮も二皮も剥けましたね。これからさらに期待しています。

瑠皇りあさん　　整った美しいお顔に気品が滲み出ていて、元々とても素敵でしたが、今年はさらに、初めての新人公演主演も経て、演技にも磨きがかかり、どこにいても目立つようになりました。来年は更なる活躍に期待しています。

白河りりさん　　元々素晴らしい声の持ち主で、そのパンチの効いた歌声はいつも魅了されていましたが、今年の別箱「Death Takes a Holiday」の歌声には度肝を抜かれました。来年のバウ公演にもさらにさらに期待しております。

今日はここまでです。

またこの続きは明日書きたいと思います。

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