やっと、宙組問題が合意締結されましたね。
まだまだ色々な問題はありますが、本日長かった宙組問題が一応両者により合意締結されて、
これでやっと一歩前進することが出来て、ひとまずホッとしました。
本日、同時間に宝塚側とご遺族側の両方が会見する、という形をとられたので、
両方ともは見られませんでしたが、
ライブでご遺族側の会見を、終わってから宝塚側の会見を見させて頂きました。
何というか、血と心が通った温かいご遺族側の会見と、
冷徹というのでしょうか、杓子定規な宝塚側の会見を見て、
まだまだ改革には時間がかかりそうだな、というのか本音です。
14(15が色々精査されて14にまとまったそうです)のパワハラをおおむね(ご遺族側に言わせると100%ではないけれどおおむね)認めて、角会長の謝罪と上級生たちの謝罪文提出によって、合意に至ったということです。
謝罪文を書いたのは6名。
宙組上級生幹部2名、宙組上級生1名、劇団幹部(プロデューサー)2名、演出担当者1名
だそうです。
パワハラに関与したのは約10名(10名以上と言っていました)
宙組上級生幹部4名、宙組上級生3名、劇団幹部2名、演出担当者1名、
だそうです。
その中にはすでに辞められた方も……
アイロン事件の方は、謝罪文が間に合わなかったので、後日提出するとのことで合意したそうです。
亡くなられた方は本日付けで宝塚を退団、という形になるそうです。
宝塚ホームページを見たら、もう有愛きいさんの名前はありませんでした。
劇団から何か一言あってもよいのに……本当に宝塚は冷たいです。
宝塚側の会見では、
宙組は今のままの体制で、時期が来たら(近いうちに)公演を再開させる見透し、とのこと。
新入団の生徒たちは、一年間組回りを実行した後、組配属をするとのことです。
とにかく、劇団員には罪はなく、全て宝塚側の責任だった、ということを強調されていました。
ご遺族側の弁護士は、
「これでこの問題は一応決着しましたが、この問題を宝塚側が、真摯に反省して、次に生かしていかないと何の意味もない」
ということをおっしゃっていました。
本当にそう思います。
もう二度とこのような悲劇が起こらないように、
これから口だけではなく、本腰を入れて改革に邁進して頂きたいと思いました。
最後に、亡くなられた生徒さんのお母さまのお手紙から、心に残ったところを書いておきます。
「娘は弱かったわけでも我慢が足りなったわけでもありません。強く頑張っていました。娘の尊厳を守りたいがために戦ってきました。ようやく本日調印に至りました」
本当に泣けてきます。
どうぞこのご遺族の方々の思いを無駄にせずに、よりよい改革が実現されますように、
願ってやみません。
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どうぞよろしくお願いいたします