雪組バウ公演「39 Steps」温かかった
雪組バウ公演「39 Steps」をライブ配信にて視聴致しました。
何の予備知識もなしに観たので、次から次へと起こる事件にハラハラドキドキしながら楽しく拝見出来ました。
退屈な人生、人生なんてそんなもの、と言いながらも、
どんどん奇怪な事件に巻き込まれていって、
気がついたら今までに感じたことのない、ワクワクドキドキした日々を送っていた、という主人公、凪七瑠海さん。
そしてそのワクワクドキドキは、突然巻き込まれた事件だけのせいではなく、
ひまりちゃん演じるアリスと出合ったからに他ならない。
人生での素晴らしい出合いは、その人の未来を変える力がある、というメッセージを受け取りました。
凪七さんは、流石男役の隅々の細かいところまで計算しつくして演じていて、カッコいいのなんのって……
どの場面を切り取っても素敵でした。
ひまりちゃんがまた可愛くて可愛くて……
お芝居はもちろんのこと、デュエットダンスでも嬉しそうなこと……
最後のご挨拶では、凪七さんがいつも汗だくになるので、刺繍入りのハンカチをプレゼントしたそうで、
挨拶の時、凪七さんはそのハンカチで汗を拭きながら、
「ワクワクすることはこの公演です」
と、雪組みんなが優しく温かいことや、男役がやっぱり大好きだなぁ、と感じることや、
夢を持ち続けることが何より大切なことだと思う、たとえ叶わなくてもその経過が大事、ということや、
舞台で歌いながら命果てたい、などなどたくさんたくさん話してくださいました。
「まるで舞台挨拶じゃなくて世間話をしているみたい」と恥ずかしがっていましたが、
そんなに色々話してくださるほど、この雪組のカンパニーは素晴らしい仲間になれたんだなと、とても嬉しく思いました。
お芝居もショーも本当に楽しく、
奏乃さん始め、久城さん、妃華さん、叶さん、壮海君、莉奈ちゃん、紗蘭ちゃん、蒼波さん、和奏さん、紀城君、星沢ちゃん他皆さん、本当に本当に全員で作り上げた素晴らしい舞台でした。
ショーでは、凪七さんの生い立ち的なものも出てきて、進退が気になるところではありますが、
これだけ舞台が大好きで、男役が大好きな凪七さんですから、
とことん納得がいくまで舞台に立ち続けることと思います。
昨年、20周年だったそうで、その記念の舞台も出来ていなかったので、
今回の作品がその記念になりました、とおっしゃっていました。
昨年明日海りおさんのコンサートに出られたことを話してくださって同期のりおさんのお名前が出て嬉しかったです。
さきさんのリサイタル、朝美さんの全国ツアー、に継いで、
このバウ公演も、やっぱり雪組生たちは温かいなぁ、と改めて感じました。
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