関東のアダムのブログ

半世紀以上、宝塚大好き、子育てで中20年くらい抜けていますが、また返り咲いて全組応援しています。特に雪組朝美絢様推しです。どうぞよろしくお願い致します。

星組次期トップ娘役最終チェック



星組「BIG FISH」の配役が発表されましたね。


それにしてもポスター画像が遅いですよね。


この集合日、配役発表を待っていたのかしら……


小桜ほのかさんと詩ちづるさんが、礼真琴さんの妻サンドラの現在と若き頃をやりますね。


ポスター画像も、礼さんどアップで、その後ろの左右にサンドラお二人、その遠くに息子の極美慎さんが写る、というような構図を想像しています。


どうでしょう?


とか言っているうちにもう出ているかもしれませんがね。



SNSでは、次期トップ娘役はどちらだ?


と話題になっているようですが、


本当にわからなくなってきましたよね。


この作品は、若い頃と現在と、どちらかに比重をおいている、というのでもなさそうなので、


今のところ、どちらも互角というところでしょうか?



もちろんお二人の個性がまるっきり違いますので、


あとは礼さんご自身がどちらを望むか、で決まるのではないでしょうか……


小桜さんか詩さんか、ではなく、


トップ時代後期を、安心してじっくり観せたいか、まだまだ挑戦したいか、で決まるような気がしています。


歌の相性はお二人共抜群ですので、どちらがトップ娘役になっても超歌うまコンビ誕生になると思いますのでとても楽しみです。



この公演は、礼さんご本人はもちろん、劇団側も、


次期トップ娘役を決断する最終チェックの公演になるのではないでしょうか……



とても楽しみですが、先行して申し込んだチケットがことごとく外れまして、チケットを取れる気がしません。


是非是非生で拝見したいので、


(配信だと微妙なやり取りや相性がわからないところがあるので生で相性の空気感を感じ取りたい!)


チケットよ、降ってきてくれ……








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オスカルとヴァルモン子爵、静岡磐田公演




昨日、雪組全国ツアー「仮面のロマネスク」静岡磐田公演に行ってきました。


そこでまず目に飛び込んできたのが、あまりにピンクピンクした、見るからに美しいチラシ。


な、な、何?聞いてないよ……


朝から宝塚ホームページも見られずにいたものですから、何の予備知識もなく、突然目にしたこのチラシの破壊力。


正気に戻って、どうやら「ベルばら」のチラシであることはわかったのですが、歴代のそれとあまりに違うので、やはり令和のベルばらになるのだなと実感しました。


先行画像が出た時、


咲ちゃんの髪型が短過ぎるのではないか、とか、


夢白ちゃんが落ち着き過ぎている、ポスター画像に期待、


と書いてしまったのですが、見事に変えてきましたね。


(あまりに変わり過ぎていますが……)


しれっとオスカル様まで入って、何と言うか、振り切れ具合が半端ない。


美しい……


彩風さん、夢白さんはもちろんのこと、


朝美絢さんのオスカルは、まるで劇画の中から抜け出てきたかのような美しさですね。


どんなベルばらになるのか、期待がますます高まりました。




そしてヴァルモン子爵、このオスカルと同じ人がやっているとは到底思えない最高の色男ぶりでした。


この作品のヴァルモン子爵は、今まで、ただゲーム感覚で女の人を口説いているような印象でしたが、


朝美ヴァルモンは違いました。


やっていることは酷いんですけど、真の優しさを感じる、と言いますか、


希良々うみさんに対しても酷いんですけど根底には優しさがあるんですよね。


夢白さんへの絶対的愛も常に感じられるし、


そこは朝美さんの深い深い演技力の賜物だと思っています。


仮面ロマネスクを観て、これ程ヴァルモン子爵に共感することなど、今までなかったのですが、


朝美ヴァルモンは本当に素敵過ぎました。


もうメロメロです。




夢白さんは流石ですね。


本当に貫禄があって気高く美しかったです。ショーでも大活躍で本当に凄かった。


希良々さんも大活躍。よろめき芝居がこんなにお上手とは……この作品をさらに質の高いものにしてくださいました。


縣ダンスニーもとても素直で可愛らしかったですし、華純セシルの何と可愛かったこと。


お似合いのお二人でした。




そしてショー「ガートボニート」ですよ。


体感10秒、本当に本当に楽しかった。


真ん中に立つ朝美さんが堂々としていて立派で光り輝いていました。


周りの組子たちも安心して自分の最高のパフォーマンスを出し切っていて舞台全体が一つになって素晴らしい作品が出来上がっていました。



マチネは何と望海風斗さんがご観劇されていたようで……(綾凰華さんや冴月さんも……私は見えなかったのですが)


のぞさんのインスタに


「朝美絢様、あなたこそガートボニートだ」


と載せてくださっていて写真も……有り難いですね。


通りでマチネアドリブは


「磐田の皆さんの視線が熱くて熱くて焼けてしまいそうです。ダイアモンドの視線、ダイモン?の視線?」でした。


そして挨拶は、


「磐田の方々の熱い熱いカタリア(ホールの名前)で語り明かしたいのですが、お時間もありますので本拠地宝塚へもお越しください」とシャレを言っていました。


(挨拶ではダイモンには触れず、でした。目では追っていましたがね……)



ソワレアドリブ


「サッカーボールが蹴れないんですよ。足の先でチョンと蹴るとハンドを取られてイエローカードを出されちゃう、そんな僕でも磐田の皆さんは受け入れてくれますか?」会場中大拍手。


大きな声で「皆さんに向かってシュート!!


挨拶「磐田の皆さん、温かくていいですね。いい所で、のどかで(何故か笑)大好きになりました。私、サッカーが好きなんですよ(知ってる)ジュビロ磐田。だからアドリブで言ったんですけど、猫は前足でしか蹴れないからハンドになっちゃうんですよね。これからもJリーグのご発展をお祈り致しております。朝は磐田生産のきゅうり(ここでも笑、特に夢白さんとまなはるさんがうけていた)や、レタスなど、美味しい野菜をたくさん食べてきたので力になりました。夜もふけてきましたので(また笑)皆さんくれぐれも気をつけてお帰りください」


最後にシュートをする真似をして、幕が下がるまで、


「大好きだに〜」(静岡の方言らしい)


を言い続けていました。


物凄いトーク力。



磐田市長さんが宝塚を初観劇されたようで、Xに上げてくださっていました。


「観終わった後も、高揚感がたまらない。朝美さんの演技やトークにはすごいの一言!感激でした。ありがとうございました」


大成功の磐田公演でしたね。


おめでとうございました。








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SS席から観た彩風咲奈リサイタル



本日、相模女子大学グリーンホールへ行ってきました。


雪組、彩風咲奈リサイタル「ALL BY MYSELF」を、


何と何とSS席という、一生分の運を使い果たしたような素晴らしいお席で観劇してまいりました。



さきちゃんのカッコ良さはもう重々承知していましたが、


あまりの近さで拝見したせいもあって、


その何倍も、何十倍も、何百倍もカッコ良くて、卒倒しそうでしたよ。



劇中ではブルームという役名になっているのですが、


さきちゃんの宝塚の軌跡を辿っていく大々的なサヨナラショー的なリサイタルでした。


野口先生の演出が素晴らしかったです。


一幕は入団から二番手時代まで、


二幕がトップスターになってからと、やりたかったこと、になっていました。


映像もふんだんに使われていて、とても効果的でした。



「あなたが誰かの夢になる」


のさきちゃんのポスターが可愛すぎて、思わず客席から、


「可愛いい~」


と声が上がっていました。


白い毛皮のコート着て、客席下手側から颯爽と現れたさきちゃんのなんとカッコ良かったこと。


そこで歌うテーマ曲の歌詞に、


「辛い時、苦しい時、乗り越えられそうもなかった時に、客席の片隅の『あなた』がいてくれたから乗り越えられた」

(ニュアンスです)


というのがあって、


お客様とか、ファンとかではなく、一人称の『あなた』ですよ。


その歌詞に心を鷲掴みにされて、始まったばかりなのに、もう泣くしかありませんでした。


さきちゃんの退団はまだまだ先なのに、悲しさが胸に突き刺さって、


昨日の光ちゃんといい、さきちゃんといい、心が持ちません。




出演者に赤いバラを一輪ずつもらって花束にして、それを客席降りで歌いながら配る、という粋な演出があるのですが、


すぐ近くの方が戴いていて、本当に羨ましかったです。


(欲しかったなぁ)


しかも次の方は、バラにキスをしてから渡す、という……


はあ~はあ~はあ~


ため息しか出ません。


昨日は二名の方に差し上げたらしいですが、今日は四名に上げていました。


日に日に増えるのかしら……



新人公演の時に、先生(諏訪さきさんがビジット先生に扮して演技していました)にしごかれたことや、


そこから這い上がって世界の王になると歌うところなど、見応え一杯でした。


ターニングポイントとなった「海の見える街」を音彩唯ちゃんと皆さんで、全バージョン踊ってくださったのは圧巻でした。


素晴らしかった。やはりさきちゃんの「海の見える街」最高ですね。


そこで一幕は終わり、


二幕はシティーハンターから始まり、


怒濤の懐かしい曲とダンスを観せてくれました。


どれもこれも、懐かしく、その時のことを一瞬のうちに甦させてくれました。



そして、一番思い出に残っているのは?と聞かれて、


「オデッセイ」と……


そうですよね。


1月のオデッセイはコロナのため、全中止になり、


満を持して行われた夏のオデッセイは、


他の全ての公演がまたしてもコロナのために中止になる中、


一つだけやり続けていたのですものね。


いつ、中止になってもおかしくない状況の中、


とうとう最後まで完走できたのですよね。


あの、毎日毎日ピリピリとした緊張感のある舞台は、今思い出しても心が痛くなります。


よくぞ皆さん完走しました。



やはりさきちゃんも深く残っているのですね。


中でも印象的だった華世京さんとの場面と、憧れだった裸足で踊る場面を再現していました。


素敵でした。



そういえば華世京さんは、ブルームにインタビューをする編集者役で大活躍。


ブルームオタク、ということで、まんまですよね。


その出で立ちが、「ほんものの魔法使い」のニニアンにそっくりで、


役もちょっとオドオドしていて似ていて思い出してしまいました。


華世さん、歌が上手くなりましたね。


元々上手いとは思っていたのですが、動きがつくと音程がぶれてしまっていて、声も出にくくなっていたのですが、


今日は踊りながらでもしっかりと歌っていて素晴らしかったです。



「僕は絶対にブルームさんのようにはなれませんよ」と言うと、


ブルーム扮するさきちゃんに、


「あなたはあなたのやり方で上を目指せばいい」


と言われていて、


まるで雪組の将来を託しているように感じました。



とにかく、どの場面もどの瞬間も最高に楽しく、


下級生に至るまで大活躍の素晴らしいリサイタルでした。



夢のような時間をありがとうございました。









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