多分95期は宝塚の歴史に残る、せおっち、がんばれ。
来年2月の星組別箱公演の先行画像が出ました。
瀬央ゆりあさん主演「ザ・ジェントル・ライアー」です。
始め、「え、誰?」と三度見してしまうくらい、いつもと雰囲気が違っていましたが、
顎がシュッとして、目がいつも以上にキリリとしていて、とてもかっこいいです。
初東上作品って、その人にとって、1つの正念場だと思うのですよね。
新人公演の主役、バウ公演主役を経て、さあ、満を持してこの公演を成功させれば、次がみえてくる、的な。
どなたが見て、どなたが判断しているのかは、私たち外部の人間には到底わかりませんが、
役の出来や、集客力、作品に対する評判、演者に対する評価、などなど全てを総合的に判断され、
次への決め手になっているような気がするのです。
私は、全て素晴らしく感じてしまうので、何が成功で何が失敗なのかは全く判断出来ませんが、
どうも何かがあるような気がしてなりません。
マイティーの、「銀ちゃんの恋」
始め、誰もが、マイティーのタイプじゃない、ちょっと違うだろう、
と批判的でしたが、始まってみたら、ギャップも加味してか、絶賛の嵐。
大変な評判で幕を閉じました。
その評価がプラスされたのでしょう、マイティーはあれよあれよという間に、
新生花組の二番手に就任されました。(羽根問題はありましたが、事実上明らかです)
あーさも、「ほんものの魔法使」で、始まった頃は、賛否両論で、
ファンタジーとしては良いけれど、子供用という感じ、などと言われていましたが、
日が経つにつれて、その内容の濃さ、深さがクローズアップされていき、
いつまでも、心に残る名作品という評価に変わりました。
私も、この作品に刺激を受けた一人でして、
望海さんも、当の朝美さんも今持って心の支えにしているとおっしゃっている
(心の魔法の扉を開けて)「できるんだ、やるんだ」の言葉、
私も、その言葉に背中を押されて、思いきってこのブログを始めたので、
この作品は、私にとっても、忘れられない一生の宝物になりました。
朝美さんの見事なまでの自然体の演技で、そこにまるでアダムが本当に存在しているかのようでした。
千秋楽でもおっしゃっていられましたが、
セリフを言っているのではなくて、自然にアダムとしてしゃべっていた、
自然にそこにいた、こんな体験は初めてだった、と。
そこまで、役に憑依する体験が出来たからこそ、皆に認められて、二番手へと繋がったのではないでしょうか。
考えてみると、あの純粋なアダムとミックが同一人物だなんて、考えられません。
あーさは、本当にすごい人ですね。
95期神7の最後の一人、せおっち。
初の東上の切符を手にしたのですから、
どうぞどうぞ頑張って頂いて、星組の二番手さんになって頂きたいと思っております。
せおっちなら、絶対に出来ると、信じております。
そして、100年以上続く宝塚で、
トップになられた方、娘役三名、男役三名、男役二番手四名
(桜木さんは時間の問題で二番手になられるでしょうし、瀬央さんもきっとなられると思ってカウントしました)
(これからまだまだトップさんの人数が増えるかも、ですが、現時点で、です)
こんなに排出した学年は、後にも先にも、この95期だけ。
これから先、100年以上続いたとしても、多分もう現れないんじゃないか、と思うのです。
そんな素晴らしい学年のいる現在の宝塚を目の当たりにして観られていることが、もう奇跡としか思えません。
その喜びを胸に、小さなことなど気にせずに、これからも全力で応援していきたいと改めて思いました。
多分、宝塚の歴史にも残るであろうこのメンバーたちのいる95期を、
大切に大切にして応援していきたいと思っております。
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