95期二人のアドリブ、「お待たせぇ~」
今日は、月組「今夜、ロマンス劇場で」の大千秋楽。
このようなご時世の中、全公演を無事に終えることが出来、
本当に良かったと思います。
おめでとうございます。
聞くところによると、昨日26日に、
舞台トラブルがあった、とのこと。
そのため、二幕が、随分遅れて始まったようですが、
その幕開きに、月城さんが、「フッ」と言うところで、
かっこ良く男前で、「お待たせー」
とおっしゃったとか。
会場中が、大盛り上がりだったそうで。
でも、なんか、どこかで聞いたことがあるようなフレーズ。
雪組「ワンス・アポン・ア・タイム」で
朝美さんキャロルの歌のあと、せりが下がらず、
舞台が中断して、そのあと再開した時の、
色っぽい 「お待たせぇ~」
と同じではありませんか。
(言い方は随分違ったようですが)
流石95期、場所やタイミングは違っても、心は通じているのですね。
ほっこりしたニュースでした。
花組でも舞台トラブルがあったようですが、
いつ何時、トラブルやハプニングがあるかもしれない生舞台の世界。
いつも同じことをしっかりと正確に出来ることは、
本当に大切なことだと思いますが、
とんでもない、想像もつかないようなハプニングに突然遭遇しても、
そういう時こそ、腕の見せ所、
どうやってその困難を乗り越えるか、が、
その人の、器の大きさや、度量の広さ、機転の速さ、など
その人自体が表れるのかと思います。
今までも、いろいろなパターンのハプニングに遭遇してきましたが、
宝塚の方は皆さん、その都度、
ピッタリとあった素晴らしいパフォーマンスで乗り越えられていて、
流石だなぁ、といつも感心しております。
そして、トラブルが悪いというわけでは決してなく、
それは、どんなに気をつけても、
予告なしに突然起こり得るものですから、
そういう思いもかけないようなハプニングに出会った時に、
どう機転を効かせて乗り切るか、そのアドリブに、
むしろ、生観劇の醍醐味を知る、と言いますか、
思いもかけない発見があると言いますか、
決して、マイナス要素ではない、
ということを申し上げておきたいと思います。
もちろん、舞台トラブルなどないに越したことはないのですが、
そういう時の皆さんの対応に、宝塚は、
本当にプロの集団だな、と改めて思ったのでした。
これからも、お怪我など、なさいませんように、
体調には十分気をつけて、夢の舞台を観せてくださいませ。
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