関東のアダムのブログ

半世紀以上、宝塚大好き、子育てで中20年くらい抜けていますが、また返り咲いて全組応援しています。特に雪組朝美絢様推しです。どうぞよろしくお願い致します。

研6時の礼真琴、恐るべし。



2014年6月の礼真琴さん、バウホール初主演「かもめ」を観ました。


凄い、物凄い。




2014年6月といったら、礼さんは、まだ研6になったばかり。


それでこのクオリティーの高さ。


やはり礼さんはただ者ではなかった。


舞台をやるために生まれてきた方なんだな、


と再認識しました。



トップになられてからのご活躍は、皆さんご存知の通り、目を見張るものがありますが、


やはり、下級生の頃からの一歩一歩の積み重ねで、


今の、押しも押されぬ大スター礼真琴が出来上がったのですね。



相変わらず、歌も素晴らしかったですが、


私が目を引いたのは、演技。



チェーホフの難解な、演じるにも大変難しい作品を、


この学年にして、深く理解して、それを、台詞はもちろん、


ちょっとした動き、表情、目の動きまで完璧に表現していて、


度肝を抜かれました。


ダンスはほとんどなかったのですが、


(ダンスやりたい病にかかっていたようです)


最後に、苦悩を表すダンスがあり、


それが、身体能力半端ない、身体全身から苦悩を表現していて、


躍りだけで泣けてきました。



若いうちに、こういう学びのある環境があるということが、どんなに素晴らしいことか、


そして、それを一滴も逃さず、全部吸収して、


自分の血となり肉とする礼真琴、という存在に、


改めて、敬意を表したくなりました。



その大切な、新人時代の学びの場が、コロナのために、随分失われてしまいました。


それは、後々の大きな損害かもしれませんが、


過ぎてしまったことは、仕方ありません。



気持ちの持ちようで、これから、いくらでも挽回可能なのですから、


失われた時間を嘆くよりも、この先、より多くを取り戻すように、


これからも、さらに気合いを入れて頑張って欲しいです。



その、一回一回が、未来への大きな羽ばたきに繋がるのですから。




まずは、雪組に組替え前にチャンスを得た星組の咲城けいさん、


この素晴らしい礼さんから学べる、又とないチャンスですよ。


是非是非頑張って欲しいです。




そして、月組に組替えした彩海せらさんに、


「グレード・ギャツビー」の新人公演主役をゲットしてもらいたいです。



若い時代の、与えられた一回一回を、大切にして、


これからも頑張ってください。



応援しております。





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