関東のアダムのブログ

半世紀以上、宝塚大好き、子育てで中20年くらい抜けていますが、また返り咲いて全組応援しています。特に雪組朝美絢様推しです。どうぞよろしくお願い致します。

汀夏子は?鳳蘭は?あっそうか、花と月でしたね。私の月組の思い出。





最近、(というか、宝塚100周年辺りから)、宝塚のOGの方々がご出演される公演を


良く目にすることが多くなりまして、出演者はだいたい


第一次「ベルサイユのバラ」ブームの4名、


榛名由梨、鳳蘭、汀夏子、安奈淳、から始まることが多く、


何となく、この字面を目にしていたので、


榛名由梨さんと安奈淳さんだけ、を見て、


あっそうか、花組と月組さんの100周年のお祝いのイベントだった、


と、改めて認識しました。




そうそうたるメンバーで、ご卒業されてからも、皆さん、


ご活躍されていらっしゃる方々ばかりで、素晴らしいですね。



日々メンバーが変わり、バラエティーにとんでいて、


それぞれの、先輩、後輩たちとの絡みも、


とても楽しみですね。




若い方々には、まるっきり興味のない話かもしれませんが、


花組、月組、100周年、ということで、


私の、月組の思い出の話をさせてください。


もちろん、ご興味のない方は、スルーしてくださいね。




小学校二年のお正月、


いつも家族で一年に一回、お正月にだけ、映画とか舞台とかを観ることになっていて、


その年は、家族みんなで楽しく観られるような作品が探してもなく、


そうしたら、噂ですごい、と聞いている宝塚を観てみよう、ということになり、


初めて観たのが、那智わたるさんの「リシェンヌの鏡」、


その衝撃といったら、この世のものとも思えぬ美しさで、しばし呆然、


帰りも頭の中で今観た舞台がグルグル回っていて、


どうやって帰ってきたのかわからないくらいの衝撃でした。


一気に家族全員ではまってしまい、(父だけは冷静でしたが)


楽しい宝塚人生が始まったのです。




そして、月組公演「霧深きエルベのほとり」を観た時、


一瞬で「内重のぼる」さんにはまってしまいました。


そっけない言葉のやり取りに胸が締め付けられ、


「どうして最後、別れなければいけないの」と


真剣に思っていたことを、懐かしく思い出します。



その後、幾度か再演されて、


順みつきさんも、紅ゆずるさんもとても素敵でしたが、


霧深きエルベのほとり、カール、といったら、


私のなかでは、永遠に、内重のぼるさんなんです。


初めてドーナツ盤のレコードを買い、すりきれるほど聴きました。


今も空で歌えるくらいです(笑)



ファンクラブなるものにも、初めて入り、


そこで戴いた、内重のぼるさんのサイン入りの「アドレス帳」を、


今も大切に使わせていただいております。


(もう、ぼろぼろですけどね)



私の月組の原点は間違いなく、内重のぼるさんです。


その後、古城都さんがトップになって、3K時代がくるのですが、


現在、東京宝塚劇場支配人になっている甲にしき様、と


残念ながら亡くなられてしまった上月晃さんの輝かしい時代です。



随分、昔にさかのぼってしまいましたが、


本当に100年というのは、長い長い重みのある歴史で、


それを、ずっと衰えることなく、続けてきた宝塚は、


本当に素晴らしい劇団なんだな、と


改めて感じました。




これからも、さらにさらに永遠に続きますように。






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