関東のアダムのブログ

半世紀以上、宝塚大好き、子育てで中20年くらい抜けていますが、また返り咲いて全組応援しています。特に雪組朝美絢様推しです。どうぞよろしくお願い致します。

月組新人公演、生で観劇、美しさにうっとり




月組「応天の門」新人公演を、有り難くも生で観ることが出来ました。


流石、芝居の月組、健在ですね。


下級生一人一人に至るまで、隅々までどこを観てもその役に生きていて、


大変見応えがありました。




主役の七城雅さん、


可愛らしいお顔が若き日の菅原道真のイメージにピッタリで、


でも、可愛らしさ、笑顔、を封印して、キリリと才ある道真を立派に演じてくださいました。


ソフトに響き渡る歌声も美しく、


105期新人公演主演、トップバッターとして、プレッシャーも半端なかったと思いますが、


堂々たる主演ぶりで見事でした。



昭姫の羽音みかさんも、舞台度胸が凄いですね。


強気の姉御はだのこの役を、しっかりと自分のものにして演じていて、


素晴らしかったです。




皆さん、お芝居が上手いことはもちろんなのですが、


月組の新人さんたち、


何とまあ、美しいこと、美しいこと。


どこを観てもキリリとして光輝いていて、


あちこち観たくて、目が全く足りませんでした。




まず、業平の一輝翔琉さん、


そこにただ立っているだけで、ほとばしるような、匂いたつような美しさ、


本当に路線まっしぐら、という感じですね。


これから、歌にさらに力を入れて頂いて、


日本ものの歩き方を研究なさると、さらにさらに立派な男役さんになられると思います。


将来に向けて、頑張って頂きたい逸材です。




そして、基経の瑠皇りあさん、


本当に美しい。


黒地に赤の衣装がとってもお似合いで、


美しさを一段と引き立たせていました。


下級生の頃は、そんなに目立った存在ではなかったように思うのですが、


「グレートギャツビー」当たりから、その存在が、目立ち始め、


今では、どこにいても目が釘付けになってしまうほどのオーラを感じます。


お芝居も、内に秘めたる重厚な演技で、素晴らしかったです。


いつもはツンと澄ましているのに、ちょっとした時に、ニヤリとするところが、あまりにカッコ良くて、


わかっているなあ、と末恐ろしさすら感じました。(物凄く褒めてます)


今後にますます期待します。




若き日の業平の月乃だい亜さんも素敵でしたし、


水城あおいさん、


何でも、花組の聖乃あすかさんの妹さん、なんですってね。


美人姉妹ですねぇ。


鬼の、半分隠されたお顔からも、その美しさが滲み出ていました。


将来、大いに期待しています。




清和帝の天つ風朱季さんも、可愛くて可愛くて、演技も本当にお上手ですね。


高子役のきよら羽龍さんの貫禄ある演技は流石でした。


全体を引き締めていました。


和真あさ乃さん、花妃舞音さん、の可愛らしいこと、


遥稀れおさんも立派な常行でした。


多美子の澪花えりささんの何と初々しく可愛いこと、


そして、大師をなさった凉宮蘭奈さんの妖艶な躍りが素晴らしかったです。


「道真の悪夢」の時の、道真を誘うような表現力は、


将来、「ロミオとジュリエット」の「死」を観てみたい、と思わせる程でした。


素晴らしい表現力のあるダンサーさんですね。




本当に、満足、満足、の月組新人公演でした。



明日からも頑張ってください。









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