今回の「カフェブレイク」は、月組の礼華はるさんでした。

いつも、「カフェブレイク、オープン」の動作に注目しているのですが、

今回もやってくれました。

ショー「Deep Sea」に因んで、

海へダイブしてからの「カフェブレイク、オープン」でした。

面白い、可愛い。

海が大好きだそうで、この稲葉先生のショーはとっても楽しいそうです。

いつも宝塚の若手さんたちを見ていると、

どこかのタイミングで、明らかに一皮剥ける、というか、

化ける、というか、

今まで被っていた殻を破って、高みの世界に旅立つ瞬間があるような気がしていて、

まさに、礼華はるさんは、今がその時だと思っています。

外見は変わらないのに、目力だったり、内から滲み出る表情だったり、

舞台での、明らかに今までと違うオーラだったり、

多分、与えられた環境が、責任と自信となって、

魅力を倍増しているのでしょう。

バウホール主演に決まった「月の燈影」のポスターの、

何と凛々しく、勇ましく、かっこいいことか。

８の質問で、

今回の公演の見所は？　という質問に、

「中詰めの頭の銀橋が終わったあとに、今回退団される朝霧さんから、ささっと帽子を受けとるところ」

と、おっしゃっていて、

さらに、今回退団される方々の場面で、後ろでコーラスをさせていただいているのが、本当に嬉しい、

とも、おっしゃっていて、

言葉の端々に、退団される仲間のことが出てきて、

大切な月組の仲間が退団されることを、心から敬意をもって大切にされているのだな、

というのがひしひしと伝わってきて、本当にいい方だなあ、と、改めて思いました。

ショーでの若手だけで踊るシーン、

まさかの袖に捌けないで始まるので、体力的にも大変だそうですが、

お客様が、拍手なり、熱い眼差しなりを注いでくださるので、

その熱量が物凄く伝わってきて、頑張ることが出来ると、おっしゃっていました。

下級生の頃から、体力を維持するために、睡眠の質に物凄くこだわっているそうです。

「誰にも負けないことは」という質問に、

「睡眠の質へのこだわり」と答えていらっしゃいました。

「月の燈影」は、自分でも涙なしには観られないほど大好きな作品だそうで、

それを自分が出来ることが信じられないそうですが、

自分がやってみて、どんな風になるのか、がとても楽しみだそうで、

「新たな気持ちで取り組みます」と、頼もしい言葉で締めくくってくださいました。

本当に本当に楽しみですね。

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