月城かなと様
昨日書けなかったので、今日、
月組「フリューゲル」東京公演初日、おめでとうございます、
と書こうと思っていた矢先に、
劇団からラインが入り、
「複数の出演者からコロナもしくはインフルエンザの陽性者が出たため、急遽本日の公演を中止させていただきます」
とお知らせが入りました。
10時43分ですよ。
今日は、11時からと、15時30分からの二回公演。
11時から観劇される方は、当然、劇場前にいらっしゃったのではないでしょうか……
初日の前日に4名の休演者のお知らせが出ていましたので、これ以上増えなければいいな、と思っておりましたが、やはり、複数人になってしまったようですね。
でも、それが予測されるのなら、もう少し早く中止のお知らせを出しても良かったのではないか、と
いつもながら思いますが、ギリギリまで検討してからの発表だったのですよね。
今後、出来れば、観劇される方が家を出る前に発表してくださると助かります。
そして今日は、月組が中止になってしまったところで申し訳ないのですが、
月城かなとさんについて語ろうと思っておりました。
よく、企業などで傾いてしまった会社を、建て直すために、
その分野のプロ中のプロ「傾いた会社建て直し請負人」なる人がその会社に乗り込んでいって、
見事に建て直す、という仕事がありますよね。
それとはまた少し違うかもしれませんが、
不人気だった月組を、たったの五作(今はまだ四作ですが)で見事に大人気の、しかも組の雰囲気も最高にしてくださった月城かなとさんは、ある意味、「プロの建て直し請負人」なんじゃないかと思うほど、素晴らしい才能を持っていらっしゃると思うのですよね。
何があってもぶれない精神力の強さと、周りを巻き込むカリスマ性と、有無を言わせない舞台での実力と、
全てが揃っていて、そういう方だからこそ、皆も心から尊敬して付いていこうと思うのだと思うのです。
退団を発表されてしまった今、こんなことを言うのはもう遅いのですが、
出来たら、退団を思いとどまって頂いて、今、最悪な宝塚のピンチを救って頂けたら……と思ってしまいました。
月組の後、宙組のトップになって、その素晴らしい実力で、宙組を建て直して、今の月組のように、大人気の爽やかな組にして頂けたら、どんなに良いでしょう。
退団発表をしてしまったからには、それは絶対に覆らない、ということはわかっているのですが、
109年の歴史の中でも最悪の状態になってしまったこの宝塚の危機を、
どなたかが救世主となって救って頂けるとしたら、
月城かなとさんをおいてはいないのではないかと思い、無理なことを言ってしまいました。
本当の希望は、宙組のメンバーが、自らをしっかりと省みて、
心の底から猛省し、謝罪し、(本当にそういうことがあるのなら)
決して今後、このような悲劇が生まれないと確信が持てるなら、
それが一番良いことのような気がしています。
元々、根っから意地が悪いとか、ひねくれているとか、性根が腐っているとか、
(言葉が悪くてごめんなさい)
そんな人は、絶対に宝塚にはいないと信じているので、
今の状態は、どんどんエスカレートしてしまった結果だと思っているので、
今後は、しっかりとした規律を作って、それを、どの組も守って過ごせるようになれば、
きっと、宝塚にも明るい将来が見えてくると思うのです。
今は暗く、澱んでいる状態ですが、皆で頑張って、少しでも良い方向にに向かっていけることを望んでいます。
もちろん、亡くなられた方やご家族のお気持ちが一番ですので、
そこに寄り添いながら、良い解決方法が見つかれば幸いです。
月組の皆さんの、ご快復を心から祈っております。
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