宙組退団者について思うこと
昨日は名古屋雪組全国ツアーの千秋楽をマチソワで楽しみ、
そのまま今日は兵庫の宝塚に来て、月組「消え残る思い」をこれまたマチソワで楽しんで、今帰路についています。
移動もあり大変疲れましたが、本当に心地よい疲れで、
雪組も最高に素晴らしかったけれど、
今の月城さん率いる月組も温かくて、今回の作品は特に退団者に手厚くて、
もう最初から最後まで泣けて泣けて、マスクの中がぐしょぐしょになりました。
そのことを書きたかったのですが、
やはり今日は、宙組再開公演の集合日だったということで、そちらについて語りたいと思います。
噂では大量の退団者が出るのではないか、と言われていましたが、
蓋を開けてみればお二人だけ。
最初ニュースに「宙組退団者のお知らせ」と見た時に、本当にドキドキしてビクビクしながら開けたのです。
たくさんの下級生たちが名を連ねていたらどうしよう、とそればかりが心配でした。
舞こころさんと、陽彩風華さん。
どちらも104期生のまだ研7の新人公演の学年です。
残念ですが、ご本人たちが決められたことなら仕方がない、温かくお見送りしようと思っていたら、
なんとなんと、今日5月7日付けで退団ということに啞然としました。
公演集合日に発表される退団日はたいていその公演の東京の大千秋楽でした。
いまだかつて集合日その日が退団日になったことなどあったでしょうか。
特別に、発表の日が退団日になった方はいらっしゃいましたが、集合日というのは、長い歴史の中でもなかったような……(あったらごめんなさい)
やはり宙組の中味はまだまだ大変なことになっている、と想像されます。
あと一公演すらも一緒の舞台に立ちたくなかったのではないかと……
亡くなられた方と学年も近く、今年、新人公演の長をやらなくてはならない、などと考えたのかもしれません。
もちろん、全く違う理由での退団かもしれませんので、想像だけであれこれ書くのは良くないと思いますが、どうしても今の宙組を見るとそう考えてしまいます。
でも、他の方々(下級生含め)は、しっかりとご自分の意思で、
この宙組で舞台に立ち続ける、と決心なさったのでしょうから、
どうぞその強い意志を、どんなことがあろうともくじけずに持ち続けて頂きたいと思います。
宙組が公演を再開するとなったら、これから色々なことが起こるだろう、と容易に想像出来ます。
それは外部からはもちろん、内部でも起こるでしょう。
でも、宝塚が大好きで、どんなことが起ころうとも、どんな状況に陥ろうとも、
どうぞご自分の信念を持ち続けて今のこの状況を乗り越えて頂きたいと思います。
そして立派なタカラジェンヌになって頂きたいです。
困難や苦労が、その人をさらに飛躍させる原動力となると信じています。
そのためには、上級生たちが心を入れ換えて下級生たちに寄り添ってお稽古に励んで頂きたいです。
どうぞ内部がギクシャクすることだけはありませんように……
外部からどんなに圧力がかかっても、宙組一丸となって頑張って頂きたいです。
公演が始まる前に、どうぞどうぞ亡くなられた方への追悼を、一人も欠けることなく宙組全員でして頂きたいと思います。
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