関東のアダムのブログ

半世紀以上、宝塚大好き、子育てで中20年くらい抜けていますが、また返り咲いて全組応援しています。特に雪組朝美絢様推しです。どうぞよろしくお願い致します。

極美慎は、やはり大物




とうとう明日で楽しかった星組「ME AND MY GIRL」も終わってしまいます。


このどんよりした空気の中で、


オアシスのように私たちを潤わせてくれたミーマイが終わってしまうなんて、本当に悲しいです。


でも、この底抜けに明るく楽しいミュージカルの配信が、今この状況の時に、


どれほど私たちに夢と希望を与えてくださったか……


出演者の皆様にも、心から感謝したいと思います。



極美慎さんが、ジャッキー役でその美貌を余すことなく披露していて本当に素敵なのですが、


昨日のマチネ公演、


噂で、始まってからすぐの極美慎さん演じるジャッキーの歌のところで、


機材トラブルがあり、音が全て消えてしまったのだとか……


それは大変ですよね。


続けようにも続けられない。


しばらくして、極美さんが、ニコッとした笑顔で両手を広げて


「あらまあ」と言って舞台袖にはけていかれたとか。


舞台の上の皆さんも舞台袖へ。


そして10分くらいしてから、何事もなかったようにまたマイティーの開演の挨拶から始まったとのこと。



急な舞台装置でのトラブルは、予知出来ない分、対応に困りますよね。


ついついハッとなって我に返っちゃったり、アパテパしちゃったり……



でも、その時の極美さんは、ジャッキーそのもので、


ビックリはしていたけれど、落ち着いて対処していて見事だったとか……



その昔、雪組「ワンスアポンアタイムインアメリカ」の時の朝美絢さんにも同じようなことがありましたよね。


歌いながらせりが下がらなくてはいけないのに、全く下がる気配がなくて、


そのまま幕が降りてもう一度、ということになり、


数分後に出てきたキャロル役の朝美さんが、キャロルそのもので、


「お待たせぇ」


と言って出てきたことを思い出しました。


それが色っぽくて可愛くて、本当にキャロルそのものでした。


たまたまそれを観ていたのですが、せりが一向に下がらなくても、幕が降りてきても、


ずっとずっとキャロルとして歌い続けていたのを鮮明に覚えています。


本当にすごい人だな、と心から思いました。



そして、今へと繋がっている。



ハプニングの時にこそ、人は本性が出るものだな、といつも思っているので、


極美さんも本当にすごい役者さんになられたなぁ、と思った次第です。


因みに、ヘザーセット役の輝咲さんは、幕が閉まるまでずっと丁寧にお辞儀をしていたそうです。


流石「オレ輝咲」ですね。


感動……




星組博多座公演「ME AND MY GIRL」


明日、どうぞご無事に大千秋楽を終えられますように、お祈り致しております。






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