恐れていたことが……
昨日のブログで、
「宙組が公演再開をするのなら、絶対に宙組がこのままではいけない、上級生と下級生の心をひとつにしなければ公演再開などあり得ない、そのためには加害者と言われている上級生の方々が心底、心を入れ替えて、下級生に謝って、信頼を取り戻さなければ公演再開などあり得ない」
というような主旨のことを書きました。
上級生が本当に変わったのだ、という確信が持てなければ、下級生たちは決して安心して舞台には立てないでしょう。
先程、ニュースに宙組退団者のお知らせが載りました。
彩妃花さん、103期、研7
葉咲うららさん、106期、研4
2024年3月31日付けで退団とのことです。
恐れていたことが現実となって表れてしまいました。
彩妃さんは103期で新人公演の時の一番辛いときも、ずっと有愛きいさんと一緒に長の期で頑張ってこられた方です。
有愛さんが亡くなられてから今までも、どんな想いで過ごされてきたかと思うと胸が締め付けられるほど痛いです。
今までは、声を出そうにも出せなかったのだと思いますが、
3月28日にようやくご遺族の方々と宝塚側との間で合意締結がなされたので、
たまっていたご自分の想いを、退団という形で表明したのだと思います。
葉咲さんも理由はわかりませんが、きちんとした公演の最後ではなく、
年度末という形で退団発表をしたということは、
やはり、この悲しい事件の影響が少なからずあったものと思います。
こんな悲劇がなかったら、これからさらにご活躍されていたであろうお二人の若い生徒さんたちが、
こんな形で終わりを迎えてしまいました。
もちろん本当の理由は誰にもわかりませんが、
本当に残念で残念で仕方がありません。
私がさらに恐れていることは、
こういうことが次々に続いてしまうのではないか、ということなのです。
劇団が、本人たちには悪意がなかったと庇い立てして、そのまま公演を再開させようとしていますが、
本人たちが心の底から変わって、組子みんなから温かく受け入れられることが出来なければ、
公演再開などあり得ない、ということです。
だから、それを一刻も早くやって頂きたかったのですが、
本日、退団発表という形で出てしまいました。
宝塚が大好きで、希望に満ちて入団した下級生たちが、これ以上犠牲にならないためにも、
徹底的な話し合いなり、上級生の謝罪なり、納得のいく形を示して頂きたいと強く思います。
私たちファンは、ただ見守るしかありませんが、
公演再開をむやみに強行するのではなく、
下級生たちの意見をたくさん聞いて、どうぞ納得のいく再開を目指してくださいませ。
劇団様、どうぞよろしくお願い致します。
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どうぞよろしくお願いいたします
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