花組初日が始まってから、羽根問題であちこちで話題になっているようですが、

私は、水美舞斗さんと永久輝せあさんは、何のこだわりもなく、良き先輩後輩としてとても仲が良い、と感じています。

マイティーが二番手大羽根を背負えなかった、という事実は、私も大変なショックでしたが、

それによって、お二人に変な隔たりが出来たり、敵対意識を持ったり、ということは、決してない、と思っております。

もちろん、良い意味でのライバル心であったり、さらに頑張ろう、という原動力になったりはしていると思いますが、

皆さんが(皆さんではないと思いますが)ご心配なさっているような、いがみ合い的なことは、一切ない、と信じています。

マイティーは、非常に成績優秀で宝塚に入団し、

(音楽学校の時に相当努力されたのでしょう)

最初は役に恵まれましたが、そのあと暫く我慢の時期があり、

でもその時期にこそ、人には見えない中で、しっかりとたゆまぬ努力を重ねてきたことで

お役に恵まれた時に、水を得た魚の如く、本領を発揮して、今の位地まで上り詰めました。

今まで、すんなり来られた方ではない分、どんなことも前向きに捉えてそれをさらに自分の力に変えるすべを知ってらっしゃると思うのです。

だから今回のことも、もうとっくに、ご自分のなかで解決して、それをさらにエネルギーに変えていらっしゃると思うのです。

私たちは、今、パレードの羽根のお姿を見て、たくさんのショックを受けていますが、ご本人は、もうとっくに吹っ切れて、前を向いて頑張っていらっしゃると思うのです。

ひとこちゃんだって、先輩として、マイティーのことを大尊敬して憧れていることは、言葉や態度からもはっきりわかりますし、決してお二人のなかに悪い感情など、一ミリもないと信じています。

中には、羽根のことが気になって、舞台に集中できなかった、などとおっしゃる方もいらっしゃるようですが、そんなことは思わずに、ただ私たちは純粋な気持ちで、素晴らしい花組さんの舞台を楽しめば良いのではないかと思った次第です。

これからもお二人のご活躍を楽しく拝見させていただきたいと思っております。

頑張ってください。

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