昔から、二番手というのは、トップさんよりも、少し学年が下で、

立派なトップさんを一番身近な位置から眺め、

素晴らしいところを吸収して、自分の向上に役立て、

そして、来るべき時がきたら、引き継いで次期トップに就任する、

というのが、当たり前のきれいな形でした。

それが、いつの頃からか、当たり前ではなくなってきて、

二番手さんになっても、何故か心がもやもやする状態になっています。

今現在、昔ながらのきれいな形になっているのは、

宙組の、真風さんと芹香さん

雪組の、彩風さんと朝美さん

の二組だけです。

しかも、芹香さんの二番手任期は、今までの二番手さんの任期の長さを軽く更新中、

どこまで待ったら良いのでしょうか？状態になっています。

二番手の役割は、しっかりとした実力で、トップさんを支えること、

時には悪役、時には最大の味方となり、

トップ娘役さんとも絡んで、素敵なトリデンテを見せてくれる最高のパートナーではないでしょうか。

トリデンテと言えば、雪組の、早霧さん、咲妃さん、望海さんが、とても素敵でしたよね。

歌の苦手だったトップさんを、うまーくフォローして、最高の二番手さんだったと思います。

朝夏さんと真風さんと実咲さんのトリデンテも素敵でしたね。

朝夏さんのさよなら公演での、真風さんとのダンスは、

「後を頼む」的な演出で、とても素敵で、今でも胸が熱くなるくらいはっきりと覚えています。

今、宙組の真風さん、芹香さん、潤花ちゃんもとても素敵ですが、

雪組、彩風さん、朝美さん、朝月さんのトリデンテ、最高じゃないですか？

真面目な演技も、ちょっとおふざけなところも、相性ぴったりで、

ファイヤーフィーバーのパレードの銀橋でのパフォーマンスは、毎回最高でした。

お互いを思いやりながらもちょっかいを出す、無邪気で仲良し、

気の合った本当に素晴らしいパートナーだな、と毎回思いました。

昔の良き時代の、

三人が一緒にいることで、お互いの欠点は補いながら、良いところを相乗効果でさらにさらに高く持ち上げ、

結果、何倍にも素晴らしくなるという、最高のトリデンテ復活、という感じがしました。

上級生二番手さんも同期生二番手さんも、

トップさんにとっては大変心強い支えになっていることは間違いありませんし、

日々ご苦労の多い大変なトップさんが、

安心して任せられる、集中して舞台に立てる、というのが、一番だと思います。

トップさんという立場は、想像も絶するような大変な立場だと思いますが、

二番手さんも、心技体、とも、本当に大変だと思いますので、

トップ娘役さんも含め、どうぞお身体を大切にして、

これからも頑張ってくださいませ。

雪組副組長の千風カレンさんが、オデッセイ休演のお知らせがありました。

どうぞごゆっくりお休みになられて、また、元気なお姿で舞台に戻って来られますように、

お祈り致しております。

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どうぞよろしくお願いいたします