帝国劇場で、「ガイズ&ドールズ」に、明日海りおさんと望海風斗さんが、

共演なさるという、本当に夢のようなお話を聞きまして、嬉しい限りです。

絶対にチケ難でしょうが、是非是非観たいです。

お二人は、退団後、映像でも舞台でも、コンサートまで、大変恵まれていると思います。

それはもちろん、お二人とも、しっかりとした実力を持ち、

たゆまぬ努力を続けていらっしゃるからだと思いますが、

宝塚の男役の場合、いかに低音でいい声を出せるか、を追及しますが、

卒業後は、いかに高音で美しい声が出せるか、が要求され、

しかもただ出すだけでなく、その声に、抑揚、表現力を求められます。

昨日、FNS歌謡祭を見ました。

ミュージカル特集があり、井上芳雄さんと浦井健治さんが、ガイズ&ドールズを歌ってくれて、やはり見事でした。

「ボディガード」のあの有名な歌を、柚希礼音さん、新妻聖子さん、May Jさんの三人で歌ったのですが、

柚希さんは、主に低音部を担当していて、高音は、新妻さんとMayさんで受け持っていました。

流石、ミュージカル界の女王、新妻さんは本当にお上手ですね。

惚れ惚れするような説得力のある歌い方に、

外で活躍するということは、こういう方と戦わなくてはいけないのだ、と改めて思いました。

今回は、歌だけだったので、さらに強く感じてしまったのかもしれませんが、

舞台上では、動きも台詞もあるので、柚希さんの魅力も倍増するでしょうが、

やはり、大変なことだなぁ、と感じてしまいました。

朝夏まなとさんが、「マイフェアレディ」を二曲ほど歌っていて、

高音もとてもきれいに出ていて、動きも素敵で、すっかり女性らしくなっておられました。

やはり大変な努力をされたのでしょうね。

真矢ミキさんが、「あさいち」のトークにご出演されていらっしゃいましたが、

宝塚退団後、自分は、歌とダンスよりもお芝居がしたいので、舞台を封印して、

お芝居を選んだそうですが、

事務所に入ったところまでは良かったけれど、

お仕事が全くなく、とうとう解雇されてしまった、とか。

本当に悔しかったそうですが、一念発起、オーディションを受けて、

映画の「踊る大捜査線」に受かり、少しずつお仕事も増えて、今に至るそうです。

順風満帆かと思いきや、大変なご苦労をされていたのですね。

最近シリーズ化されている「さくらの親子丼」　とても感動的で、いつも涙なしでは見られません。

真矢さんの、味のある温かい演技が大好きです。

宝塚ご卒業の後も、最近は、いろいろな選択肢があり、

あらゆる分野でご活躍されていらっしゃる皆様を見て、本当に嬉しく思っております。

これからも、ご自分を最大限に活かして、

それぞれの場所で生き生きとご活躍されますことを祈っております。

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