極美慎という人。
星組別箱の配役、発表されましたね。
アムネリスは流石に予想通り。
有沙瞳さんのアムネリス、美貌もお歌も、
非常に楽しみにしております。
天華さんも、天飛さんもとても楽しみです。是利とも頑張って頂きたいです。
何と言っても、ウバルド役の極美慎さん、いよいよきましたね。
新人の頃、劇団側のプッシュを強く感じていましたが、最近、少し押さえ気味になってきたな、と思っていたところへ、満を持して別箱二番手のウバルド役に抜擢。
これは大きな飛躍のチャンス、これからの試金石になる機会になるのではないかと思います。
あまりハードルを上げ過ぎて、期待し過ぎてしまうと、ご本人にとってもプレッシャーになってしまっても困るので、程々に期待していますが、大きなトライの役になることは間違いないでしょう。
ブログでどなたかが
(もちろん悪気ではなく)
「“極美”という名前をつけるなんて、余程ご自分の美しさに自信があるのでしょうね、と思ってお顔を拝見したら、本当に美しい方でした」
というようなことを書いていらっしゃって、確かに本当に美しい方ですが、この名前は、自分が美しいからつけたのでは決してなく、「きわみしん」本当は「極美真」で、極真空手の創始者の、伝統的に受け継がれていく「極真精神」であって、小さい頃から習っていた極真空手の道場に貼ってあったものだそうです。
ご本人がおっしゃっていたのを聞いたことがありますが、その「真」を「慎」に変えて、芸名にしたそうです。
その精神、きわみしん、の意味は、
「完成はないと言われるほどの厳しく険しい武道の真髄を極める」というものです。
「頭は低く目は高く、口慎んで心広く、孝を原点として他を益す」
という精神。
極美慎さんは、小さい頃から極真空手が大好きで、その道を極めたいと思っていたそうですが、宝塚を知って、その精神を心に持ったまま、宝塚で頑張ろう、と思ったそうです。
それで、この名前になった、ということですので、決して自分のことを美しいからとか、そんな理由ではない、ということを言っておきたいと思い、このように長々と書いてしまいました。
それだけ、極美さんという方は、一本芯の通った素晴らしい心の持ち主なので、今年はこのチャンスをきっかけにきっと大きな飛躍を遂げてくださるだろう、と思い、それを強く期待しております。
是非とも、頑張って頂きたいです。
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