客席でケンカ勃発。
基本的に、宝塚ファンは皆さん、本当に良い方達です。
流石に
「清く正しく美しく」の精神を愛し、
懸命に頑張っていらっしゃる生徒さん達を心の底から応援したい、
と思っている方々に、悪い方はいらっしゃらない、というのが、私の持論です。
見ず知らずのファンの方から優しくされた経験を申し上げたら、1日でも足りないくらいです。
それが昨年、まだコロナ禍で大変な時、チケットは持っていても、観劇自粛を自らされている方がまだ多くいらっしゃった頃、私の斜め前の方で、何と言い争いが始まってしまったのです。
長年宝塚観劇をしておりますが、こんな場面に遭遇したのは初めてでした。
前の方が、お隣さんとお話をするため、観劇最中に何回も動いて観にくくなってしまった、ということらしいですが、(しかもおしゃべりも気になっていたと思いますが)後ろの方が、前の方の肩を押したらしいです。
それがものすごく痛かった、と、前の方が凄く大きな声で文句を言って、揉めていたようでした。
このコロナ禍でのおしゃべりも、動きも気になっていた後ろの方の言い分も良くわかりますし、急に肩を押されて痛い思いをした前の方もびっくりしたでしょうし、どちらも、少しずつ優しく譲歩すれば、直ぐに解決したでしょうが、それは休憩時間中続き、結局、スタッフの方が中に入っても収まらないので、後ろの方を空いている別の席へと連れていってやっと終結しました。
この方達も、きっといつもは穏やかな、優しい方達だと思いますが、こんな我慢を強いられる生活が続き、やりたいこともままならず、イライラも募る日々を重ねている中で、ちょっとしたきっかけでこんなことになってしまうのだな、と切なくなりました。
自分も、いろいろなマイナスが重なれば、いつこうなってもおかしくないな、と改めて感じ、身を引き締めました。
もし、こんなコロナ禍でなかったら、皆さん穏やかに楽しく過ごせていましたでしょうに。
急にオミクロンの感染者が増えてきまして、またあの我慢を強いられる世の中になってしまうのでしょうか。
どちらにせよ、自ら出来る対策をしっかりとして、どんな状況になっても自分を失わないようにしたいと、改めて思いました。
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