やはり「オデッセイ」全公演中止。
そうならないで欲しい、と切に切に願ってはいましたが、
どこかで、そうなってしまうのではないか、と予想していました。
絶対に当たって欲しくないその予想が、とうとう当たってしまいました。
発表は、今日の午後、と聞いていたので、まだどこかで安心しているところがあったのですが、
ホームページにアクセスしてみたら、
東京国際フォーラム公演「オデッセイ」について
「管轄保健所のご指導を仰ぎながら、検討いたしました結果、1月22日までの全公演を中止させていただきます。」
というお知らせを目にしました。
今回は、ショック、というより、虚しさ、空虚感、喪失感、虚無感、を感じました。
家で待機していらっしゃる生徒さん達の気持ちは、
こんな私などが想像もつかないほどの、やるせない、どうしようもない気持ちだと思います。
この、魂を込めてスタッフ、生徒みんなで作り上げた渾身の作品を
一回も上演出来ずに終わらせなければならないなんて。
本当に返す返すも残念で仕方ありません。
日にちをずらしてどこかで、出来ないか、とも思いましたが、
東京フォーラムの、今後の予定はいっぱいでしたし、
それ以上遅くなると、次の公演に支障がきたしてしまいます。
また改めてやろうとしても、また一からのお稽古、同じメンバーで出来るか、など、
到底実現はむりそうです。
せめて自粛期間が開けてから、一日だけでもどこかの舞台で録画をとって上演することは出来ませんかね。
1月31日の月組千秋楽から、2月5日の宙組初日までの間に、大劇場で、
一日だけでも上演することは出来ないのでしょうか。
バウでも構いません。
装置も大がかりでしょうし、スタッフの皆さんも集まるのは大変でしょうし、
そんなこと無理だ、ということは、頭では理解しているのですが、
どうしても、ご出演の生徒さん達の無念を考えると、
どうにかして、その完成された作品を残してあげたいと思いまして、無理難題を申し上げました。
まだ、何か手だてがあるかも知れないので、今、作品が息づいているこの時に出来ることを
精一杯模索して欲しいと思います。
時が進んでしまったら、もうお蔵入り、の可能性しかなくなってしまうので。
生徒さん達、関係者様達皆さんも、大変なショックでしょうが、
どうぞ、心穏やかに、落ち込むことなく、これから先のことを考えて、
上を向いて歩いて欲しいと思います。
私もそう致します。
もしよろしければぽちっと
どうぞよろしくお願いいたします
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