関東のアダムのブログ

半世紀以上、宝塚大好き、子育てで中20年くらい抜けていますが、また返り咲いて全組応援しています。特に雪組朝美絢様推しです。どうぞよろしくお願い致します。

轟さん、婆娑羅の玄孫、感動しました



まず、植田先生、作、演出、温かいですねェ。


轟さんとの歴史が感じられて、轟さんのさよなら公演を


見事にご本人とダブらせて表現してくださいました。



セリフの一言一言が心に刺さり、涙なくしては観られませんでした。


1985年に初舞台をふみ、長きに渡り、大一線で活躍され、


理事、顧問としても責任を持って


宝塚をまとめてくださっていた轟さん、


このままずっと永久に宝塚にいてくださる存在かな、


と漠然と思っておりました。



このタイミングで、退団を決意された経緯は、


私など想像しても想像しきれない


重く深い思いがあったのではないか、と思われますが、


轟さんが決意したことを、私は心から応援したいと思っております。




いつもながら、轟さんと共演されると、本当に皆さん、


生き生きと、はつらつと、目が輝いていて、


幸せで幸せでしょうがない、という表情で演技されているので、


観ていても、こちらまで嬉しくなってしまいます。




まず、子供たちの可愛いことといったら。


みんな元気で生き生きしていて、轟さんと演技するのが、


楽しくて楽しくてしょうがない、という感じで、


こうして、轟さんの素晴らしい舞台への思いは、


後輩たちに繋がれていくのだなぁ、と思いました。


宝塚の伝統が、こうして、永遠に受け継がれていく、と思うと、


もうそこで、涙、涙になってしまって困りました。




子供たちみんな、ものすごく可愛かったのですが、


中でもちょっと頭の弱い正吉、を演じた方、


ものすごく可愛くて、独特の間の取り方、


ちょっとアホなセリフの言い方、が素晴らしく、


可愛くて可愛くて、笑ってしまいました。




キャスト、調べちゃいましたよ。


研4さんの御剣海さんでした。


これから、また違うお役をどのように演じてくれるのか、


要注目しちゃいます。



小桜ほのかさんと、稀惺かずと君の姉弟、も、とても良かったです。


稀惺君は大抜擢ですね。


轟さんと剣の稽古をするところ、玄孫同士の、


言わないながらも通じるところがあり、その教えが、


これからの宝塚の教えに思えて、感動しました。



稀惺君もしっかりとした演技で、とても良かったです。




天華えまさんも、存在感がましてきましたね。


ついこの間まで、実は、一生懸命探すのですが、


どこにいるか良くわからなくて(ごめんなさい)、


後で、ああ、ここにいたのね、状態だったのですが、


ロミジュリ辺りから、すぐに見つかるようになりました。(遅い)



ロミジュリで、相当ご苦労された、とおっしゃっていましたが、


やはり、悩みに悩んだあとはオーラが違ってくるものですね。


素晴らしい。



極美慎ちゃん、大好き。


振り切った瓦版のお役を、心から楽しんで、


舞台狭しと大活躍していました。


歌もたくさんあり、とてもお上手になっていて、


何より、表情が豊かで、七変化、どころか、百面相か、


というくらい、一瞬として同じ顔がなく、この役になりきって、


楽しそうに演じていました。


轟さんの最後の演目で、轟さんとガッツリお芝居出来て、


本当に良かったね。




最後の相手役となったお鈴役、音波みのりさん、すごいですね。


轟さんを相手に一歩も引かず、


ポンポンと言い合うやり取りなんぞは、完璧過ぎて、


本当に素晴らしかったです。


実咲凛音さんと二人芝居を演じた 「双頭の鷲」 


をも彷彿とさせるような素晴らしい出来でした。


日本舞踊も素敵でしたし、今までも活躍されていましたが、


なんでこんなに実力者がもっともっと活躍されないんだろう、


と歯がゆく思うほどでした。




汝鳥伶さんとのやり取りは、まんま今までの宝塚人生の


歴史そのまま、とリンクしていて、一言一言が心に沁みて、


このような場を作ってくださった植田先生に


感謝の言葉しかありません。



最後、極美慎ちゃんのセリフで、


「石さんのことはずっと忘れない。みんな、


心の中にしっかりとどめておこう」


(ごめんなさい、はっきりと覚えていないので、ニュアンスです)


と言うところがあり、若いこれからの生徒さんたちが、


本当に胸に手を当てて思っているところが、印象的でした。



そしてなんと、石さんが最後に  「いつでも会える」  


とおっしゃったのです。


あの、あの、「ほんものの魔法使」 のセリフではありませんか。


関係ないかもしれませんが、石さんの口から聞けて、


ものすごく嬉しかったです。



のぞさんも、うたコンの後、ご自分のインスタで、


「できるんだ、やるんだ」という気持ちでやりました。


これからも、新しいことに挑戦するときは、


新しい箱を開けて、「できるんだ、やるんだ」という気持ちで


やりたいと思います、とおっしゃっていました。




嬉しいーーー!!!



やはり  「ほんものの魔法使」  の強いメッセージは、


日常の至るところにあって、常に指針となる素晴らしい作品だった、


と今更ながら思うのでした。


私も、「できるんだ、やるんだ」 に背中を押されて


頑張っている一人です。


私の一生の宝物になる作品です。



ごめんなさい、話がそれました。



ということで、本当に良かったです。


轟さんの別箱公演にはずれなし、ですね。



東京公演の最後まで、どうぞ何事もなく、


完走されますように、心からお祈りいたしております。





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