次回、宙組大劇場公演が、発表になりました。

｢NEVER  SAY  GOOD-BYE｣　

2006年の真風さんの初舞台の時の作品だそうです。

しかも、和央ようかさんと、長年女王として君臨した、花總まりさんの退団公演、を巨匠小池修一郎先生が、このお二人のために当て書きをなさった、伝説の作品だそうです。

さらにさらに、音楽は、かの有名な、フランク、ワイルドホーン様が、全曲書き下ろしてくださったそうな。

そして、そこで運命的に出会った和央さんとワイルドホーンさんはその後、ご結婚された、という、なんとドラマチックな、そんじょそこらの物語では絶対に作れない、まさに、｢事実は小説より奇なり｣を地でいっているような、素晴らしい作品らしいです。

私は、残念ながら、全く観ておりませんので、わからないのですが。

巷では、真風さんの今後について、ご意見が、真っ二つに別れているようですが、私は、｢舞台は整った｣と、感じています。

音楽は素晴らしいが、内容はちょっと、という方や、

素晴らしい作品だ、待っていました、という方や、

いろいろいらっしゃるようですが、

このような伝説的な作品で、

真風さんとの関わりが、ものすごく濃厚な作品を、今、やるということは、多かれ少なかれ、真風さん本人の意志も入っているのだと思うんですよね。

ただ、宝塚側から、これをやれ、と言われて、｢はい、やります。｣と言うには、トップの就任期間があまりにも長すぎると思います。

これだけ、実績を積んだトップさんなんですから、

当然、ご自分の意志を、宝塚側も尊重してくださると思うのです。

そう考えると、初舞台の時に観た、あの舞台をやって去りたい、と、思っても、当然のことなのではないか、と、思ったのです。

ショーで明るく華々しく終わりたい、とか、自分のために最後の作品を書いてもらいたい、とか、一本物では、例もあまりないし、終われない、とかいろいろなご意見はあるかと思いますが、私の感覚ではなんとなく、潤花ちゃんを芹香さんに託して去る、ようなイメージが浮かんで来ました。

真風さんって、お片付けがものすごくお得意で、しっかりしたお方というイメージがあり、古風な面がおありなのかな？(間違っていたならごめんなさい)と思っていて、日本古来の物とか、伝統とかを、とても大切になさる方なのかなぁ？、と勝手に思っているのですが、

なぜか、この公演の演目が、ネバセイ、と知ったときに、ピッタリとパズルのピースがはまった、というか、なるほどそうきたか、と、妙に納得している自分がいたのです。

もちろん、真風さんにやめてもらいたいわけではさらさらなく、もっともっと素晴らしい舞台を観せて頂きたいですが、こういう引き際も、真風さんらしいかな、とちょっと思っただけです。

ここまで言って、何の発表もなく、続投、だったら、本当に大変申し訳ありませんが、それはそれでまた、素敵な舞台を拝見できるので、嬉しいことです。

芹香さんも、どうなるのか、とても心配ですけれど、

まあ、信頼できる宝塚のことですから、ちゃんと考えてくださっていると信じて、発表を、ドキドキしながら待つことといたします。

この発表があってから、昨年の今頃、和央さんとワイルドホーンさんとトップ５人のかたが、　｢ONE   HEART｣　　を、歌ってくださった素晴らしい画像を、もう一度見返してみたのです。

楽曲、皆さんの歌はもちろん素晴らしいのですが、、ワイルドホーンさんのピアノの素晴らしいことといったら、本当に、時を忘れる程でした。｢ひかりふる路｣　の全楽曲も素晴らしかったですが、本当にワイルドホーンさんの音楽は、上っ面なきれい、美しい、というのをはるかに越えて、人間の奥底もっと深いところの、魂に直接響いてくる、素晴らしい音楽だな、と感じているので、今から、この公演が本当に楽しみです。

そしてまた、この曲(One　Heart)を聴けるかと思うと、楽しみでしかありません。

ちなみに、改めてトップさん5人のお歌を聴いて、のぞさん、礼さんはもちろん、皆さんとても素晴らしかったのですが、柚香れいちゃんがとてもお上手になっていて、びっくりしたことを思い出しました。

自粛期間中にどれだけ努力されたのか、と思い感激したことを思い出しました。今も本当にお上手になられましたよね。

話はそれますが、れいちゃんが、まだ二番手にも、なっていない頃、

よくショーのソロのところで、いろいろな歌い方の練習をされているのかな、と思うことが良くあり、少し声が割れても、おもいっきり張り上げてみたり、かと思うと本当に聴こえないくらい囁くように歌ってみたり、と本番でいろいろやっているな、と思うことが良くあり、

もがいて模索して、自分にピッタリの歌声を探しているのかな？

と、感じたことを思い出しました。

今は、お歌も、本当に安定して(きっとご自分にあった歌い方を見つけられたのだと思います)、心が込もっているので、聞き応えもあり、素晴らしくなり、立派なトップさんになられたなあ、と、｢OneHeart｣からそんなことまで、考えてしまいました。

話がそれましたが、真風さんのことは、どういうことになっても、応援し続けていくことには変わりありません。

ドキドキしながら、発表を待ちたいと思います。

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