関東のアダムのブログ

半世紀以上、宝塚大好き、子育てで中20年くらい抜けていますが、また返り咲いて全組応援しています。特に雪組朝美絢様推しです。どうぞよろしくお願い致します。

孫が怯えて帰ってしまった。




花組「冬霞の巴里」のライブ配信を観ました。


ちょうど、3歳の孫が遊びに来ていて、


それなら、一緒に観よう、ということになったのですが、


復讐劇である上に、ゾンビメイクだと聞いていたので、ちょっと心配だったのですが、


案の定、出だしから、怖い怖い連発で、泣き出しそうな始末。


それでも、チラチラとは観ていたのですが、


流石に怖すぎて、帰ってしまいました。



配信中だったので、駅まで送ってもやれず、


心残りのお別れになってしまいました。




宝塚は綺麗なもの、と教えていたのに、最初に観た印象が、こんなことになってしまって、


後々トラウマにならなければ良いのですが……





そんなこんなで、あまり集中して観ることが出来なかったのですが、


とても考えさせられる内容で、


良いもの、悪いもの、良い人、悪い人、善と悪は、


見方、立場によって全く異なるのだ、


ということを、ひしひしと感じました。


自分が信じていたものが、本当は真実ではなかった、


迷い、苦しみ、それでも何かを信じて生きていかなければならない。



その矛盾、葛藤を、永久輝さん、星空さん始め、飛龍さん、紫門さんらが、


熱演していて、見応えがありました。



特に、ヤス、を演じていた人とは思えない飛龍さん、


桜嵐記で、ひげおやじをやっていた人とは思えない紫門さん、


見事でした。



でも、私が一番感情移入出来たのは、


アナーキストの、聖乃さんと、侑輝大弥君。


理由は何であれ、自分の信じる道を、ただひたすら迷うことなく、ぶれずに進む。


命をかけてまで、信念を突き通す、


そういう生き方、好きだわぁ。



聖乃さんは、悪役、悪役と言われていましたが、そんなことない。


何を信じて良いかわからないこの作品の中で、立派な信念を突き通した、


唯一しっかりとした思いを持っている方なのかと。



顔は一番怖かったですがね。


(凄く作り込んできましたね)



大弥君も、とてもカッコ良かったです。



希波君と愛蘭みこちゃんは、まだ、痛み、苦しみを知らない存在の象徴として、


生き生きと舞台に立っていましたね。


とても可愛らしかったです。



下宿の方々も皆さん熱演で、


ひとこちゃんを中心に、素晴らしいカンパニーが出来たと思います。


東京でも、お身体に気をつけて、頑張ってください。


応援しております。






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