やはり上田久美子先生は……
上田先生の作品は、宝塚時代から、
ただ、美しいとか、ただ、感動するとかという次元を、
遥かに飛び越えたところで、作品が出来ているような気がしていました。
やはりそうなのですね。
もっともっと人間の奥底を掘り下げて、
醜いところも、汚いところも、隠すことなくさらけ出して、
人間本来の持っている業、のようなものを描きたかったんじゃないかと、思っています。
早速、6月に、上田先生作の作品が上演されるという情報を得ました。
多分、宝塚在籍の頃から、ずっとご自分の中で温めていて、
どうしてもやりたかった物なのではないかと思います。
宝塚では、やはり、究極の美しさを求められますし、
世間ではいたたまれない醜い場面も、綺麗にベールを掛けて夢の舞台にしてくださいます。
私は、考えさせられるどろどろの作品も、好きですが、
やはり、現実ではどうしようもないことが多い中、
舞台でくらいは、夢を見たいと、歳のせいか、特に最近ではそう思うようになったので、
宝塚の、この夢夢しい世界が大好きです。
上田先生は、ご自分の、こうあるべき、という信念を、強く強く持っていられる方だとお見受けしていたので、
これからも、しっかりとご自分のやりたい方向で進んでいかれると思います。
私は前々から申しているように、信念を持ってそれに向かって強く生きている人が大好きなので、
宝塚時代から、上田作品は、大好きですし、
これから歩まれる上田先生の道も、
陰ながら、ずっと応援していきたいと思っております。
そして、上田作品で新たな一面を開花した明日海さんとの共演も、もし叶いましたら、最高なのですが。
これから、もし宝塚を辞めても、
上田先生に作品を書いてもらえるかもしれない、と思ったら、
むしろ、辞めてからの希望も湧いてきました。
宝塚より、ちょっとどろどろかもしれませんが、
それもそれで、とても楽しみです。
悔いのないよう、思いの丈をぶつけて、これからも素晴らしい作品を作られることを、祈っております。
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