羽根の使命とは。
星組大劇場公演初日、おめでとうございます。
108期生の初舞台も、本当におめでとうございます。
コロナで色々大変な中、雑草のように強く育ってこられた皆さん、
これからどんな困難にぶつかっても、強く乗り越えていかれることでしょう。
これからのご活躍、楽しみにしています。
今回の星組公演、とても素晴らしそうですね。
ブログ界隈でも絶賛の嵐、
今から東京公演が楽しみでなりません。
もうひとつ、界隈を賑わせている話題が、羽根問題。
どうやら、瀬央さんが、二番手でも、三番手でもない、
独創的な羽根を背負われたらしいです。
トップ娘役の舞空さんと対になっていて、片側半分の孔雀羽根が付いたものだとか。
写真も見させて頂きましたが、
劇団も苦肉の策、といったところでしょうか。
二番手には認められないけれど、三番手と決めるのも憚られる。
2.5番手、とでも言いましょうか、相当苦心されたご様子が、うかがいしれます。
それで割りを食ってしまったのが、舞空さん。
ご本人は、そんなに深く思っていらっしゃらないかも知れませんが、
トップ娘役として、丸々一公演きちんとトップ娘役羽根が背負えなかった、というのは、
ちょっと残念なことだと思います。
右に傾いていても、大きな羽根なので、トップ娘役羽根、と言えばそうなのですがね。
「物」って、それ自体では何の意味もないと思っています。
それが、どのような意味を持って、どのような状況で、どのように使われるか、が大切です。
たとえば、金メダルだって、意味がなければ、ただの物体にすぎませんが、
それが、お金では買えない、世界で最も頑張った人のみが、あらゆる困難を乗り越えてのみ手にすることが出来る物、
という価値があるからこそ、さらに光輝き、大きな意味のあるものになるのだと思います。
羽根自体は、ただの「物」ですが、
トップになったら、あの大羽根を背負える、
二番手になったら、あの羽根を背負える、
と憧れている生徒さんも多いのではないでしょうか。
それが、その場、その場でコロコロと変わるようでは、何を目標にしていいのかわからなくなってしまいます。
これを背負える、そう認められたんだ、という気持ちが次のモチベーションに繋がると思います。
私達外野が、二番手、三番手羽根、とあまりにも騒いだことにも少し問題があったのかもしれませんが、
このような結果は、少なくても私が望んでいたことではなかったです。
でも、劇団側のご苦労も、ひしひしと伝わってきましたので、
今回はまあ丸く収まって、良かったのではないでしょうか。
この次からは、またオーソドックスな形で、
たとえそれが、残酷な形になるとしても、
はっきりとさせた方が、ご本人にとっても後々良いと思います。
いつまでも、うやむやな形、というのは、
皆にとっても良くないのではないかと感じています。
でも、今回の星組公演の感想を見ている限り、
そんなこと、何も気にせず、皆さん吹っ切って最高のパフォーマンスを繰り広げられていらっしゃるご様子、
少しもやもやしますが、私も今の星組の最高のパフォーマンスを大いに楽しみたいと思っております。
頑張ってください。
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