雪組の未来は輝いている。
雪組「夢介千両みやげ」の新人公演、劇場で観てきました。
無事に、公演できて本当に良かったです。
雪組の新人さんたち、皆さん芸達者で、
感動しながら、観させて頂きました。
雪組の未来は明るい、キラキラと輝いていますね。
まず、縣千さん。
いつもの元気はつらつ、縣ここにあり、を、いい意味で封印して、
お人好しで、でもいざとなったら最高に強い夢介さんを、
しっかりと演じてくださいました。
何より、真ん中力が凄い。
どんなときでも、しっかりと真ん中にいてくれるから、
下級生全員が安心して思いっきり自分を出せている気がしました。
自分のことだけでなく、周りも見ながら演じられるようになりたい、的なことをおっしゃっていましたが、
確かに、縣さんを中心に、全員が一つになっていたような気がします。凄い。
華純沙那さんの度胸にも脱帽です。
まだ下級生なのに、この気の強い、娘役としては大変難しい役を、
体当たりでカッコよく演じてくださいました。
朝月さんとはまた違った感じでしたが、
とても魅力的なお銀でした。
下級生といえば、華世京さん。
本当に難しかったでしょう。
ひとつ間違えば、本当にいやーなどうしようもないクズになってしまうお役を、
さらりと上品に嫌味なく演じていましたね。
やはり凄い新人さんです。
さらに、最高に素晴らしかったのは、夢白あやさん。
元々お芝居がうまいとは思っていましたが、
日本物の所作が、物凄く素敵になっていて、深川マンボダンスも本当に形が美しくて、
どれだけ吸収力があるのか、先が末恐ろしいくらいです。(誉めてます)
近松作品も、楽しみにしております。
一禾あおさんの三太も、うまいですねぇ。
歌も芝居も、自然で、ちゃんと進行係もこなしているし、
三太として生きている。
さらにビックリしたのは、嘉平さん役の真友月れあさん。
一瞬、ここだけ汝鳥さんが出ているのではないか、と思うほど、
言い回しや、気持ちの込め方が素晴らしく、驚きました。
悪七の紀城ゆりあさんも、会場中に響き渡るほど、
しっかりとした声がお腹から出ていて、良かったです。
金の字の聖海さんも、最後のお白州では、見事に場面をさらっていたし、
娘役さんたち、有栖さん、花束さん、愛陽さん皆さん、可愛かったです。
こんなに頼もしい仲間がいて、
これからの雪組がますます楽しみになってきました。
本公演でも、この経験を生かして、ますます頑張ってください。
ずっとずっと応援しています。
もしよろしければぽちっと
どうぞよろしくお願いいたします
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。