関東のアダムのブログ

半世紀以上、宝塚大好き、子育てで中20年くらい抜けていますが、また返り咲いて全組応援しています。特に雪組朝美絢様推しです。どうぞよろしくお願い致します。

礼さんに頼り過ぎでは……




星組大劇場公演、無事に千秋楽を迎えられまして、


本当におめでとうございます。


コロナのため、中止を余儀なくされましたが、


その後、千秋楽まで完走出来まして、本当に良かったです。


退団者のためにも、東京でも無事に公演できますように、


お祈り致しております。



千秋楽も終わり、


ウキウキな時にこのようなことを申し上げるのはどうかと思いましたが、


これからのこともあると思いますので、


敢えて言わせて頂きます。





今回の公演は、初日に礼さん自身もおっしゃっていましたが、


体力的に大変ハードな公演だったようで、


たまたま、私が観劇した公演のショーのダンスの場面で、


礼さんが膝から崩れてしまったところがありまして、


初めての観劇でしたので、


始め、そういう振り付けなのか、と一瞬思いましたが、


どうもそうではないらしく、本当にこけてしまったらしい、とわかりました。



すぐ、立ち上がって、足で蹴る動作をして、ため息混じりで何か言いましたが、


私には聞き取れず、


後で、そこは決め台詞「ボニータ」と叫ぶところらしかったです。



最大の山場、ダンスも決め決めに決めて、終わるところらしかったです。




普通、二本立ての場合、


お芝居はあまり体力を使わず、


ショーで、思いっきり身体を動かすことが多いと思いますが、


今回は、お芝居でも、相当体力を使い

(腹筋、スクワット、腕立て伏せなど毎回やります)



あげくのはて、ショーに至っては殆ど動きっぱなし、


特に礼さんの動きは、尋常じゃないくらいの高速、振り数の多さにびっくりするほどです。



それがどの場面もどの場面も、これでもか、というくらい休みなく続いているのですから、


どんなに強靭な礼さんでも、本当に大変だったと思います。




宝塚の生徒さんたちは、皆さん真面目で、一生懸命で、


これをやれ、と言われれば、どんなにきつかろうが、しんどかろうが、


自分を犠牲にしてまでやってしまう方たちばかりです。



特に礼さんは、身体能力抜群で、何でも出来ちゃいます。


柳生忍法貼、の時も、これ以上ないと思われるハードな殺陣の後に歌う、という


死ぬかと思うほどのミッションも、難なくやり遂げました。



そうしたら、今度はもっともっと、とさらにハードルを上げて、


このままいったら、一体どうなってしまうのでしょう。



フィギュアスケートで、


5回転を何度もやれ、と言われているみたいで、


収拾がつきません。



だから、出来れば、劇団側で(演出家の方々が)加減して欲しいと思います。




先日、過去の作品を観る機会があったのですが、


デュエットダンスなど、優雅なもので、


現在のデュエットダンスのレベルの高さに、改めて驚きました。



特に礼さんとひっとんのダンスのレベルの高さは物凄いです。


それは、本当に素晴らしくて、感動するのですが、


昔の優雅なダンスも、それはそれで本当に美しく、気品があり、十分夢の世界に連れていってもらえます。




何が言いたいかと申しますと、


そんなに技術的に難しくしなくても、


体力的にハードにしなくても、


十分、美しくて素敵で、見応えのあるダンス場面は作れるのではないか、


ということです。



大切な生徒さんたちに、


体力的にギリギリ、いや、限界を超えてその先までやらせる意味があるのかどうか、


をもう一度考えて頂いて、振り付けをして頂きたい、と思った次第です。



もちろん、ギリギリの挑戦をしたり、限界以上に頑張らなければ、


良い作品、素晴らしい舞台などは出来ないことも知っております。



でも、精密機械ではないのですから、生身の人間なんですから、


壊れるまで、とか、痛めるまでやるのは、違う気がしています。



あの強靭な礼さんでも、崩れてしまうというのは、


並大抵のことではなかったのではないか、と思いまして、


これから先のことを心配しましてブログに書いてみました。


暁さんが加わってくだされば、一気に解消するかもしれませんね。




リフトの時にも書きましたが、


どうぞ、無理だけはなさいませんように。


お怪我などなさいませんように。



生徒さんおひとりおひとり、大切なお身体なのですから。





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