関東のアダムのブログ

半世紀以上、宝塚大好き、子育てで中20年くらい抜けていますが、また返り咲いて全組応援しています。特に雪組朝美絢様推しです。どうぞよろしくお願い致します。

文春砲………それでも「蒼穹の昴」は不滅です




夢と希望を売る、「清く正しく美しく」の世界の宝塚で、


何があってはいけないか、と言えば、


絶対に「セクハラ」でしょう。



そんなことを許してしまったら、


全くもって収拾がつかなくなってしまいます。



今回の報道では、生徒さんではなく、演出助手の方への、だったらしいですが、


絶対に許せるものではありません。



「蒼穹の昴」の演出家の、本当にゾッとするような記事を見て、


脳天をかち割られるくらいのショックを受けました。




宝塚は、女性だけで成り立っている演劇集団。


でも、その回りには、数知れない男女問わずたくさんのスタッフさんがいらっしゃって成り立っています。



ひとつの作品を作るのに、どれだけの人と、時間と、労力がかかっているのか、想像できないくらいです。



そして、それを完璧に仕上げるために、


生徒たちの日々の血の出るような努力があってこそ、


舞台の上で私たちに大きな感動を与えてくれる作品となるのです。




その長たる演出家がそんなことをしているなんて、もう、論外、


いくら素晴らしい作品を作ろうとも、


中身に欠陥があるような人は、


もう宝塚と関わって欲しくないです。



そういう性格というのは、一生治らない、と思っているからです。




「パワハラ」に関しては、


作品を良くしようとするあまりに、厳しいこともたくさん言うこともある、


というのは、自分の実感としても良くわかるので、


そこは紙一重のところがあると思いますが、


どんなに厳しいことを言っても、




そこに、愛があること、


作品を良くするための強い思いがあることが第一条件で、



変えることの出来ない外見に対しての誹謗中傷、


出来なければおろす、など、脅すようなこと、


は、絶対に言ってはいけないと思います。



その役を、もっともっと良くするためのダメ出しなら、


それは愛ある指導となるのだと思います。




公演が終わってからも、毎回のようにダメ出しがあった、とありましたが、



それこそ、上田久美子先生も、公演が始まってからも、


毎回、公演後にダメ出しのメールが送られてきて、


それが長いのなんのって、ちょっとした短編小説を読むようだった、


と聞いたことがあります。



そういう愛あるダメ出しは、決して「パワハラ」にはならない。



自分の思いのままに、うさを晴らすように、罵倒するような言葉を投げかけるのは、


指導でも何でもないです。



まさに 「パワハラ」 です。




昨今、宝塚でも、演出家不足らしく、募集もかけていましたよね?


さらに、若い才能のある、やる気のある、そして宝塚愛に溢れた人材がたくさん集まることを願っています。



劇団は、一番大切な劇団の宝である生徒たちを守ることを、一番に考えて、


これからも行動して頂きたいと思っております。




最後に変なケチがついてしまいましたが、


どんなことがあっても、雪組生と専科さんたちが、


死に物狂いで作った「蒼穹の昴」は、


宝塚の歴史に残る最高傑作であったことには間違いはありません。



それだけは、信じています。





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どうぞよろしくお願いいたします