銀ちゃんの恋、千秋楽、観てきました。
神奈川芸術劇場KAAT「銀ちゃんの恋」千秋楽、観てきました。
楽しかった。すごかった。面白かった。笑った。泣いた。
全ての感情が入り乱れて、忙しかった。
面白くて笑いたいのに、目からは涙が溢れてきてせつなくて、
暴力的でとんでもないやつなのに、ものすごく魅力的で素敵だった水美さん。
私は、原作本も読んでいて、映画も見ていたので、
だいたいの筋はわかっていたのですが、(宝塚作品は未見です)
はたしてこの、一歩間違えればとんでもない嫌なやつになってしまうであろう銀ちゃん、という役を、
水美さんが、一体どのように演じるのかが、とても興味深く、でも、少し心配の気持ちを持って待っていました。
(柚香さんだったら、想像できたのですけれどね)
その心配は、あっという間に、覆されました。
どうしようもないのだけれど、凄く魅力的で、
内に秘めた熱い思いも、ものすごく伝わってきて、
ヤスとの場面では泣けて泣けて。素晴らしかったです。
その、ヤス、がまた素晴らしかった。
元々つかさ君は、演技もとてもうまいし、お歌はとびっきりお上手なので、
どんどん活躍してほしい、と思っていた一人なので、
今回のご活躍は、本当に嬉しいです。
この抜擢に、見事にこたえて、素晴らしい、ヤス、を見せてくれました。
ヤスが出てくると、いつも胸が締め付けられて、
その思いに、感動していました。
そして、つかさくんは、最後のご挨拶まで、ずっとずっとヤスのままでしたね。(笑)
小夏の星空さん、凄く頑張っていました。
感情がこもりすぎると、何を言っているかわからないところがありましたが、
何より、お歌がものすごくお上手で、びっくりしました。
歌に気持ちを込めるのが、大変お上手ですね。
お歌を聴いているだけで、泣けてくるところがありました。
歌が中心で物語が進む作品を是非やって頂きたいです。
将来は、エリザベート、も、是非是非観てみたいです。
それは、つかさくんもそうで、本当にお歌がお上手ですね。
前の花組別箱公演で、音さんと二人で歌っていたところがありましたが、
お二人とも、本当にお上手で、感動したことを思い出しましたが、
是非是非、今度は、つかさくんと星空さんのデュエットを、
しっかり聴いてみたいです。
その他の方々も、皆さん熱演で、要所要所を締めてくださっていて、
とても見ごたえのある公演でした。
映画の「蒲田行進曲」でも主役を演じた3人の方は、その後、大飛躍しています。
ヤスを演じた平田満さんは、この時、デビューした新人でしたが、
この役で、最優秀主演男優賞を取り、そのあとのご活躍は、知っての通りです。
小夏の松坂慶子さんも、最優秀主演女優賞を取り、大飛躍されています。
この作品をきっかけに、つかさくんも星空さんも、もちろん、水美さんも、
さらに飛躍されることを、願っております。
千秋楽のご挨拶で面白かったのは、水美さんがどうしてもやりたかった、という、
劇中でもやっていた、万歳三唱。
劇中でも、万歳を早く小さく何回もやるのですが、
「万歳三唱」の掛け声が、ものすごく高い声でおもしろく言うのです。
それを、水美さんが真似して、会場中で一緒にやって、凄く面白かったです。
このような時期に、お客様がこんなにも入られて、千秋楽まで出来たことを、
とても感謝されていらっしゃいました。
これから、大阪でも、大千秋楽まで、是非是非、頑張ってくださいませ。
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