星組「ディミトリ」

途中、公演中止はありましたが、

あした、無事に千秋楽を迎えられそうで、本当に良かったです。

この作品、

新人公演を先に観てしまう、ということになってしまいましたが、

配信で観た新人公演も皆さん熱演で素晴らしく、

大変感激したのですが、

先日、本公演を観て、

さらにさらに素晴らしかった。

もちろん、新人公演の皆様、本当に本当に素晴らしかったのですよ。

でも、本公演は別物でした。

想像を遥かに越え、

本キャストの方々が、

出てくる方、出てくる方、こんなにもすごいのか、と、思うほど、感動しました。

舞台経験も、かけた年数も、倍くらい違うのですから、

当たり前と言えば当たり前なんですけど、それにしても凄かったです。

礼さんのディミトリは、優しさ、思いやりが溢れていて、

その中に、ルスダンヘの一筋の強い想いが込められていて、

本当に素敵な青年でした。

礼さんの歌はやはり特別ですね。

心に直接、ズドーンときて、本当に感動します。

瀬央さんに抱かれて死ぬところは、

本当にどうにかならなかったのか、と、悔しくなるくらい泣けました。

瀬央さんがまた、懐大きく、カッコ良かった。

包容力が半端ないですね。

天華さんも独特の雰囲気を出していて、素敵でした。

舞空さんのルスダンも、本当に可愛くて、

でも、女王になってからの威厳には驚きました。

凄かったです。

暁さんも、国への想いがひしひしと伝わってくる素晴らしい演技でしたし、

極美さんの、何と美しいこと。

新人公演のタケル君も本当に美しかったですが、

さすが本公演、美しさだけではなく、心の底から滲み出る女王への想いが、

こちらにまでビンビン伝わってきて、

だから、あういう悲劇になってしまったのだ、という説得力があり、

そうなったことを、すんなり受け止められました。

綺城さんと、有沙瞳さんも素晴らしい演技で、

歌が本当に感動ものでした。

振り絞るように自分の気持ちを吐き出して歌いきった有沙さんの熱唱、

ものすごい迫力でした。

まさか、有沙さん、辞めないですよね？

まるで、何かを決心しているかのような、

覚悟が感じられました。

「赤と黒」で、レナール夫人をやって、

「１７８９」で、マリーアントワネットで、退団、なんてこと、

ないですよね？

なんか、それくらい想いが込もっていたので、

ちょっと心配になるくらいでした。

とにかく、本当に素晴らしい星組の「ディミトリ」

生で観られて、本当に良かったです。

明日の千秋楽、本当におめでとうございます。

もしよろしければぽちっと

どうぞよろしくお願いいたします